公開日:2020.05.31
更新日:2022.05.02
お問い合わせページで離脱されづらいメールフォームの作りかた6ケ条

お問い合わせページはゴール地点
ホームページの目的って、何でしょう?
多くの場合はお客様に見つけてもらって、サービスのことを分かってもらって、行動を起こしてもらうことです。
では行動とは具体的に何か?それは電話をかけてもらう、来店してもらう、メールフォームから送信してもらう、などですね。
多くのホームページに設置されているお問い合わせページ。いわばここはゴール地点です。ゴール地点ですから、手を抜くわけにはいきません。
問い合わせページが見づらい、入力がしづらい場合、お客様は「やっぱいいや」と面倒になってページを閉じてしまいます。凝ったデザインにする必要はありませんが(むしろ簡素なほうが良い)きちんと見やすく作らなくてはいけません。
お客様にきちんと送信ボタンを押してもらえるフォームはどんなフォームか?まとめてみました。
1.スマホで入力しやすくする
今やホームページは7〜8割がた、スマホで閲覧されます。そのため、スマホで入力しやすくする必要があります。
具体的には、入力欄を画面幅いっぱいにした充分なサイズにする。文字サイズはホームページ内の文章よりちょっと大きく、各入力欄との間には余白を取る(狭いと誤ってタップしてしまう)などです。
欄が小さすぎて拡大する必要があったり、画面の幅に収まりきらなくて横にスライドするフォームだと使いづらいです。
2.入力項目は必要最低限にする
あんまり必須の入力項目が多いと、それだけでお客様は面倒になります。問い合わせ後の、次のステップで得られれば充分な情報の項目は削ぎ落としましょう。
ちなみに入力欄も最低限にします。よく苗字と名前を分けているフォームがありますが、ひとつにまとめてあげたほうが親切です。
3.チェックを入れる選択制にする
お問い合わせ内容が資料請求、見学会、打ち合わせ希望‥など多岐にわたる場合は、あらかじめそれらの選択項目を用意してチェックを入れる方式にしてあげると、お客様がラクに入力できます。
アンケートも、記述式より「美味い・普通・不味い」にマルつける方が答えやすいですよね。一緒です。
4.メールアドレス再入力はいらない
メールアドレスの誤入力防止で2回入れさせるフォームがよくありますが、残念ながらあまり効果がないとされています。けっきょく、多くのお客様は1箇所目のメールアドレスをコピペするためです。
5.自動返信メールを送信する
とは言えお客様がメールアドレスを間違えて入力されると、こちらから返答のしようがないため困ります。
であれば、入力してもらったメールアドレスに確認用の自動返信メールを送る機能を付けましょう。
その上で「送信完了画面」を用意して以下のような文章を記載します。
お問い合わせありがとうございます!
ご入力いただいたメールアドレスに自動返信メールをお送りました。確認後改めてお返事いたします。
※自動返信メールが届かない場合
- 迷惑メールフォルダに入っている可能性がありますのでご確認ください
- 誤まったメールアドレスをご入力されたかも知れません。恐れ入りますが、再度お問い合わせをお願いいたします
これで自動返信メールが届いていれば「ちゃんと送れたんだな」と、お客様の安心にも繋がります。
自動返信メールには、お客様の問い合わせ内容を載せてあげる
なお自動返信メールには、お客様が入力された内容が記載されるように設定しておくと親切です。
6.プライバシーポリシーが必要
離脱されないうんぬんの以前に、お問い合わせフォームを設置する際には「プライバシーポリシー」が必要です。
お問い合わせフォームはお客様の個人情報を入手するものなので、個人情報をどのように取り扱うかをホームページ内で明文化する必要があります。
まとめ
いかがだったでしょうか。ホームページの目的は「お客様からのコンタクトを獲得する」ですから、お客様にとって親切に設計してあげる必要があります。
改修のご相談などは、お気軽にご連絡ください!
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