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詳しく見る公開日:2026.02.20
特定継続的役務提供のカード決済を、安心して導入する方法

特定継続的役務に該当するメニューを扱ってるんだけど、現金だけだとお客様が支払いづらいよね。
クレジットカード決済は導入したいけど、条件が複雑で正直よく分からない。
審査に落ちるのも怖いし、あとから決済を止められるのはもっと困る。
結局、うちでもカード決済って使えるの?
こんな疑問を解決します。
そもそも、特定継続的役務提供とは?

まずはじめに、そもそも特定継続的役務提供とは?うちは該当する?を確認しておきましょう。
特定継続的役務提供とは、特定商取引法で定められた「継続的なサービス契約」のうち、一定の条件に該当するものを指し、エステやスクール、学習塾など、回数券やコース契約が発生しやすい業態が該当します。
ポイントは、役務提供期間と契約金額。
該当のボーダーラインは、以下の通りです。
【特定継続的役務に該当する契約】
- エステティックサロン・美容医療
役務提供期間:1ヶ月超
契約金額:5万円超 - 学習塾・語学教室・パソコン教室・家庭教師・結婚相手紹介サービス
役務提供期間:2ヶ月超
契約金額:5万円超
上記の「役務提供期間」「契約金額」の両方を満たす場合が該当します。
特定継続的役務提供でも、クレジットカード決済は使えるが‥
結論として、特定継続的役務でもクレジットカード決済は使えますが、どの決済サービスでも対応しているわけではありません。
たとえば、キャッシュレス決済サービスの中でも知名度が高く、多くの事業者に使われているAirペイは、特定継続的役務提供には非対応です。
正確に言うと、回数券などの「継続的な役務提供」自体は対応可能ですが、「”特定”継続的役務に該当しない範囲まで」という条件付きになります(下記、Airペイ公式ヘルプ参照)。
エステ業を例にすると、特定継続的役務提供に該当するのは、出典:Airペイ公式ヘルプ(2022年6月30日)
- 特定商取引法における「特定継続的役務提供」に該当しない商品・サービスであること
- 決済を行ってから商品、サービスの提供が1年以内であること
- 契約金額が5万円を超える
- 役務提供期間が1ヶ月を超える
この両方を満たすケースです。
逆に言えば、- 5万円を超えていても、期間が1ヶ月以内であれば該当しない
- 期間が1ヶ月を超えていても、5万円未満であれば該当しない
ため、こうしたケースではAirペイでも対応できる可能性があります。
こういった制限を設ける理由として、特定継続的役務提供は、クーリングオフや中途解約の対象となるサービスです。
そのため、決済会社側から見ると返金リスクやトラブル対応の負担が大きく、取り扱いに慎重になる分野であるためと考えられます。
【結論】特定継続的役務提供のカード決済には、アルファノートが安心

特定継続的役務に”正式に”対応している、数少ない決済サービスのひとつが、アルファノートです。
アルファノートは2004年の設立で、キャッシュレス黎明期から事業を展開している企業。
4万件を超える導入実績のなかで蓄積したノウハウをもとに、特定継続的役務の取り扱いを可能にしています。
また、専属担当者が導入から運用までサポートしてくれる点も特徴です。
多くの決済サービスでは、「申し込み後に審査結果だけが返ってきて、通らなかった場合は理由が分からない(教えてくれない)」というケースも少なくありません。
その点、アルファノートは単に可否を判断するだけでなく、担当者が「改善点」や「難しい点」を説明したうえで、相談できる体制が整っていることが強みです(*)。
この背景には、以下のような会社の方針があります。
(筆者がアルファノートを取材した際の、ご担当者さまのお言葉です)
私たちはキャッシュレスを推進する会社として、特定の業界だけが不利になる状況は、なるべく作りたくない、という想いがあります。
どの業態でも支払いは必ず発生するものですから、そこに過度な差をつけたくない、というのが基本的なスタンスです。そのため、他社さんで機械的に「NGです」で終わってしまうケースでも、当社では、
「アルファノート取材記事」
「ここは改善しましょう」
「ここは確かに難しいですね」
といった説明ができる環境があります。
【*審査に関する補足と、記事の正確性について】
ご担当者によると、審査は契約内容や業態によって個別判断となるため、詳細をお伝えできないケースもあるとのことでした。
なお本記事は取材内容をもとに作成し、公開前にアルファノートさま側にも内容確認を依頼しています。
手数料が高くなる可能性があるが、あくまで妥当
アルファノートの決済手数料は、標準料率で3.24%(中小事業者向けプランでは2.48%)です。
昨今のキャッシュレス業界の水準と比較しても、一般的な料率と言えるでしょう。
対して、特定継続的役務に該当する契約の場合は、この料率より割高になる可能性があります。
ただし、特定継続的役務がリスク値が高くなりがちな商材である以上、手数料が変動するのはごく妥当と言えます。
金融機関が、与信状況に応じて金利を決めるのと同じ考え方です。
手数料率は商材ごとと、柔軟な運用が可能
アルファノートでは、店舗単位ではなく商材ごとに手数料率が定めることができます。
例えばエステサロンであれば、- 単発メニュー(フェイシャル◯分など):標準料率
- 特定継続的役務メニュー:個別の料率
といった形ですね。
画一的に「全部NG」「全部同じ料率」ではなく、実態に合わせて柔軟に提案してもらえる点も、安心できるポイントです。
アルファノートは分割払いに対応【特定継続的役務と相性がいい】
アルファノートは、分割払いにも対応しています。
特定継続的役務に該当するサービスは、回数券や長期コースなど、どうしても単価が高くなりやすい傾向があります。
そのため、「一括払いのみ」なのか「分割払いも可能なのか」は、顧客側の購入ハードルを大きく左右します。
実際に、ご担当者も次のように話しています。
分割払いは購入ハードルを下げる有効な手段です。
一括・分割・リボ・ボーナス、こういった選択肢を提供できるかできないかは、店舗にとって大きな違いです。
分割払いを利用するお客さまは一定数いらっしゃいますし、それに対応できることで、機会損失を防げるという意味でも、加盟店さまにとっては大きなメリットになります。
特に、特定継続的役務のように単価が高くなりがちなサービスでは、分割払いが選べることは重要ですね。
関連記事「【取材】アルファノートの評判を検証!」より
このように、分割払いに対応しているかどうかは、単に「決済が通るかどうか」ではなく、実際に売上につながるかどうか?という意味でも重要なポイントです。
分割払いのメリットを、顧客・事業者それぞれの観点で、もう少し詳しく見てみましょう。
【分割払いによる顧客側のメリット】回数券・コースを「選びやすくなる」
回数券やコースメニューは、都度払いに比べて「1回あたりの施術料金が割安になる」ことが多く、顧客側にとってもメリットがあります。
ただし、支払い方法が現金や一括払いのみだと、心理的・経済的なハードルが高く、購入を見送られてしまうケースも少なくありません。
分割払いに対応していれば、支払い負担を抑えながらコースを選べるため、購入しやすくなります。
【事業者側のメリット】分割でも「売上が早く入る」
アルファノートでは、顧客が分割払いを選択した場合でも、事業者側には総額が初月に振り込まれる仕組みになっています。
そのため、資金繰りの不安が少なく、回数券・コース販売を導入しやすい点も大きなメリットです。
結果として、顧客数やリピート数、売上の増加にもつながりやすくなります。
【他社では、分割払いに対応できないケースも多い】
特定継続的役務の決済を含め、分割払いに対応できない決済会社も多いのが現状です。
また、分割払いを案内できる場合でも、事業者側への入金が「月ごとの分割払い額」になったり、売上の一部が一定期間ホールドされるケースもあります。
こうした仕組みは事業者にとって不安要素になりやすいため、分割払いに対応しつつ、入金面でも安心できる点は、アルファノートの強みと言えるでしょう。
併用もOK。まずは“お守り”として導入できる
アルファノートは、他社の決済サービスとの併用も可能です。
そのため、すでに他社サービスを導入している場合でも、「特定継続的役務に該当するメニューだけアルファノートを使う」といった運用ができます。
また、導入費用や解約費用がかからないため、まずは試しに”お守り”として導入しておき、実際に利用しなかった場合でも、専用キットで簡単に決済端末を返却できます。
特定継続的役務を扱う事業者にとって、「いつでも使える決済手段を確保しておく」ことは大きな安心材料になります。
【まとめ】メニュー構成を気にし続けるより、最初から安心できる方法を

特定継続的役務提供に該当でカード決済できることは、顧客にとっても事業者にとっても大きなメリットです。
”特定”継続的役務に該当しない範囲で使える決済サービスもありますが、金額や期間の制限に縛られながらメニューを構築するのは、実際の現場では難しいのではないでしょうか。
そう考えると、特定継続的役務提供を扱う可能性がある事業者は、最初からそれを前提に決済サービスを選んでおく方が、結果的に運用がシンプルで安心です。
アルファノートは特定継続的役務提供への対応に加えて、分割払いにも対応しているため、現実的な選択肢になりやすい決済サービスと言えます。
業態や契約内容によって審査条件は異なるため、まずは自社のサービスが対応可能かどうかを問い合わせて確認するのが確実です。