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サイトポリシー公開日:2026.05.08
【Airペイ導入事例】「PayPayだけでも良かったけど、なんとなく」整体院オーナーに率直な話を聞いた
Airペイについて、5年前から導入している整体院のオーナーに話を聞きました。
以前から付き合いのある知人ということもあり、かなり率直に答えてもらえたと思います。
「PayPayだけでも良かったけど、なんとなく(笑)」
「手数料はやっぱり、“持ってかれたなー”感がある」
編集は、読みやすさ観点の最小限にとどめ、ほとんど話したままを記しています。
公式サイトの導入事例にはあまり載っていない、“実際の現場感”に近い話をお届けします。
今回お話を聞いた人

足つぼ・整体ビリケン(HP)
松本 宏勝さん
栃木県那須塩原市(人口約11万人)
開業:約10年
一人で運営
客単価:約4,000〜7,000円
Airペイ導入:約5年前
“入れざるを得ないな”っていう感じだった

お店オープンしたのって、もう10年くらい前でしたっけ?
(2026年時点)

そう、だいたい10年くらい前かな。

キャッシュレス入れたのは、けっこう後だったすよね?

けっこう経ってからかな。
5~6年前っすかね。
基本、入れるつもりなかったんすけど、お客様がけっこう、若いかた増えてきて。
それこそコロナの頃っすよね。
年配のかたが減って、若いかたが増えたんすよね。

あ、コロナ禍でそんな客層の違いが出てきたんしたっけ。

あの頃って、年配の人がコロナにかかると命に関わる、みたいな噂あったじゃないすか。
だから年配でも、70代より上のかたって、外に出ること自体が怖いっていうのがあって。
それまでは70代の人、ちょこちょこ多かったんすけど、ぱったりその人たちが来なくなって。
逆に若い人らが、健康を意識して。
あと時間できたのもあったのかも知れない。
出かけられないので。
で、(若いお客様が)来るようになって。
その時に、あの頃ってちょうどPayPayとか、すごい普及してたっていうのと、ここら辺に東京から移住してきた人らがちょこちょこ増えた時期で。
東京住んでいると、現金持たない人たちっているんすよね。

あー、確かに。
地方よりキャッシュレスは普及してるだろうし。

で、お支払いの時に、「あ、現金がない。ちょっと下ろしてくるんで」ってなって。
近くのATMが地銀だけで、そのお客さんは楽天銀行とかのネット銀行しかないって言って。
コンビニまで行ってもらって。
これから、こういうの増えたらお互い手間だなという。

そのお客様としては、「事前確認せずとも、きっとカード使えるだろう」という考えだったのかなね。

いや、その前から何回か来てくれてはいたお客さんなんだけど。
ただ、やっぱりあまり現金を持ち歩く習慣自体がないから、うちに来る時には用意してくれてた、っていう感じだったんすよ。

あ!なるほどね。
わざわざね。
で、その時は「あ、現金用意してくるの忘れちった」みたいな。

そうそうそう。
っていうのがあったから、今後そういうのがあったら大変じゃないすか、お互い。
で、やっぱ話聞いているとそのお客さんに限らず、結構移住してきている人もいたから。
だから、あ、もう入れざるを得ないなっていう(苦笑)。

そろそろ潮時か、みたいなね(笑)。

そう。お互い気まずい時間を過ごすのも。

コロナ禍で増えてきた若い人っていうと、具体的にはいくつくらいの年代?

30代くらい。

本当に若いっすね!
それくらいの人が移住してきたんだっけ?
悠々自適なセカンドライフとかじゃなくて。

そう、リモートワークが普及して、かな。
その人の会社自体がオフィスをほとんど縮小して、みたいな感じだったらしいんすよね。

確かに、首都圏で30代くらいって言ったら、普通にキャッシュレス生活っすもんね。
逆に昔から来ている(地元の)30代くらいのお客さんって、わりと現金持ってる傾向はあるっすか?

正直、今の感じでも現金って半分くらい。
(コロナ禍から)6年経ったけど、そのくらいの割合なんすけど。
比較的若い人でも、現金の人は多いかな。
逆に主婦層がキャッシュレスが多いかも知れない。
ポイ活目的で。
docomo使っていればd払いとか。

主婦層っていうと、年代的には30〜40代とか?

ううん、全然、もっと上。
ほんとに50~60代の人とか。

なるほどー。
ほんと、コロナ禍がきっかけだったんすね。

あと、あの頃あったのが、他人が触ったものを触りたくない人が増えてきた。
お釣り渡したら、ジップロックの袋を開けて、「ここに入れて」っていうお客さんいたもん。
「家帰ってから消毒してしまうんだ」みたいな。

ああー確かに。
あったかもね、あの頃。
仕方ないよね。
なんとなく、全部のキャッシュレス入れておくか

で、キャッシュレス入れるにあたって、どこの会社のやつにするとかけっこう、いろいろ調べたんしたっけ?

まあ、田野くん(筆者)に相談しつつ。
で、なんだかんだで、(当時)Airペイが決済端末とiPadを無料貸し出ししてたから。
いちばん、自分で用意するものなかったから、入れたって感じっすよね。

申し込みのときは、審査で引っかかって追加書類出してとかなくて、一発OKだったんしたっけ?

そうっすね。
(初回申し込み時に)一応、店舗があるっていう証明かな?
店舗の写真とかを送ったり、ちゃんと、実在店舗ですよっていう証明とか。

ちなみに、PayPayだけの時期もあったと思うけど、あれはいつでしたっけ?

そう、PayPayがAirペイより先。
PayPay入れたのがそれこそ、さっき言った、お客さんが支払いで「現金ない」ってなって。
あの時に、「何かひとつ(キャッシュレスを)入れなきゃな」って思って。
で、それこそPayPayは決済の端末とか何もなくてQR(卓上スタンド)だけだったから、一番入れやすかった。

で、PayPayで最初は回してて。
そこからAirペイも追加したような感じ?

そうっすね。
追加しなくても良かったっちゃ良かったんすけど、なんとなく(笑)。
PayPayだけじゃ不便で、お客さんから「カードは使えないの?」とか言われてとかじゃなくて、流れで全部入れておくかみたいな。
個人店舗ってけっこう、決済方法が数少ない店ってあるじゃないっすか。

そうそう、PayPayだけとかあるっすよね。

なので、PayPayあるだけマシ、っていう認識の方が多かったと思うんすよね。

でもまあ、まるっと全部入れておくかみたいな。

そうそう。
それで(各キャッシュレス決済を)入れてみたら、意外と需要はあったんだなって。

機械が届いて、使い方は最初から簡単だったっすか?

そう、っすね。
触らないと…、触ると簡単って感じかな。
一応、Airペイから電話が来て、iPadの設定を説明受けながらやってた、って感じなので。

あ、Airペイから電話来るんだ?!

そうそうそう。
来たんすよ。
「そろそろ届きましたか?」みたいな感じで。
それで使い方を説明してくれて。

それ以後って電話来たりします?
以後どうですか?みたいな。
っていうか、「使ってますか?」みたいな感じかな。

そう(笑)。
最初はクレジットカードだけしか使ってなかったから。
d払とか、楽天ペイとかいろいろあったけど、そっちは使ってなかったから。
「使ってる形跡がないんですけど、どうですか。ご不明な点とかありますか?」みたいな。
やんわりとした雰囲気で(苦笑)。

カード使ってればいいじゃんと思うけどね(笑)。
様子伺いなのかな。

当時はクレカとQRでアプリが分かれてた(*)から、その影響もあったかも。
窓口も別っぽかったし。
※松本さんの導入当初はクレジットカード / QR決済でアプリ(サービス)が分かれていましたが、現在は統合されています。
詳細:Airペイ公式のお知らせ
Airレジ?使ってない

アプリでいうと、Airレジ(無料のPOS機能)は使ってる?

ううん、使ってない。
毎回、金額を手打ちして。

小売店とかじゃなければ、それで十分回るかもね。

うん、回るし、ああいうのって、バーコードを読み込むとか?

いや、施術メニューを事前に登録して、メニュー単位で会計できるみたいな。
あとは、どのメニューが売れているとか、データ取れたりするやつ。

それはすごいっすね。
参考)Airレジの操作画面イメージ

でも一人体制なら、アプリで統計まで取らなくてもいいのかな。
ちなみに毎回、紙とかで「どのメニューが出て」って控えてるんすか?

(売り上げ管理は)エクセルっすかね。
ただ、どのメニューが出てとか、集計はしてないから(笑)。
「なんとなくこれが一番多いなー」みたいな。

(笑)
体感くらいの。
一人だと、ちょうどいいのかな。
手数料は払ってでも、売り上げは増えてる感はある

決済手数料はいま、何パーだっけ?

クレジットカードが2%くらい?で、QRとかが3%。
正直、クレジットカードだけにしたいっすよね(笑)。
【Airペイの決済手数料】
- クレジットカード:2.48%(中小事業者の場合)
- QR決済・各電子マネー:3.24%(税込)
※ほか、初期費用や固定費、振込手数料などはすべて無料

ぶっちゃけ、決済手数料って負担に感じる?

あのー…、そうっすね!(笑)。
やっぱ、小さい店だから、何千円とかだとしても、お客さん一人とか二人ぶん、持ってかれたなという(苦笑)。

(笑)
だから例えば、5000円のメニューで2%くらいだとすると、100円とか?取られるんだよね。
参考)5,000円の決済を、クレジットカードで行った時の決済手数料は124円(2.48%で計算)

そうそう。
それがやっぱね、100人来ればね、(客単価)2〜3人分になるわけじゃないすか。

反面、キャッシュレスのメリットでよく言われるのが、お客さんが払いやすいからオプション付けやすくなるとか。
単価アップとかね。
そういうのは感じるっすか?

あ、あるっすね。
やっぱり現金だと、(施術中に)「あ、これも受けようかな」と思いながら、ちょっと財布とってくれる?って言われて、(手持ちの現金を確認して)「やっぱ無いからこれだけで」って言われたことって、やっぱりあるから。
それがなくなるぶん。
だから、いま言った手数料は払ってでも、そっちの方がトータルの売り上げとしては上がってんのかな?って思ってるかな。
あとは出先で「ちょっと時間できたからマッサージ行こうかな」とか。
「仕事早めに終わったからマッサージ受けようかな」っていう。
思い立った時に来てくれる人が、いるって感じっすかね。

それは、体感として感じるんだ?

あとは、お客さんからも言われた。
「カード入れてくれたから来やすくなったよ」みたいな。
やっぱ仕事とか行くときに、(施術単価が)何千円、下手したら一万円近いじゃないすか。
そんなに、お財布にいつも入れている人ばっかりじゃないから。

そうだね。
俺も現金は入れてないから。

自分も全然入れてないし。
クレジットばかり使うようになってくると、現金持たなくなってくる。

リスクでしかないもんね。
現金持つなんて。
入金は、月1でもいいくらいと思ってる

入金は早いんしたっけ?
感覚として、十分だな、遅いなとかはある?

うーん、自分は面倒くさくて。
freeeとかに入力するのが。
(入金日が月に)3回あると、どこからどこまでの売り上げなのか、っていうのをチェックするのが。
自分の場合はほんと、月1でいいやって。
なんだろう、こまめな支払いが発生するわけじゃないんで。
まとまった支払いって、一番大きいのが家賃だから。
それ以外だと、モノの仕入れがあって、とかだったら違うと思うんだけど。
そうじゃないから全然、月1でもいいのにな。はあるっすね。
結局、いちばん多いのはPayPay

お客さんって、具体的にどの決済方法を使う?

PayPayがいちばん多いっすね。
けっきょく、スマホでこう(かざす仕草)やるのがいちばん楽だから。
続いて多いのがクレジットカード。
他のd払とか楽天ペイとかは、本当に特定の何人かだけ。

常連さんで、「d払いって言ったらこのお客さん」って顔が浮かぶくらいの?

そうそう。
例えば100人いたら、半分くらいが現金。その残ったうちの20何人かはPayPay。
残りがクレジット。残り5~6人がd払とか楽天とかっていうくらいに。

機械の操作スピードは速い?

自分だけかも知れないけど、最初のアプリの立ち上げが、延々とぐるぐる回っている時はあるかな。
意外と、10~20秒かかったりする。

(機器が立ち上がったあと、カードを)タッチしてからの読み込みはどう?

ああー、そこら辺はまあ、ほか(ふだん自分が買い物する時の体感)と一緒って感じはする。
ちょっと時間差があって、少し経ってから完了するみたいな。
入れて良かったとは思ってる

Airペイで不満点ってある?

まあ、みんなが思ってることだと思うけど、手数料っすね(笑)。
自分とかはまだ少ない売り上げだから、取られる手数料も少ないけど。
「持ってかれたかー」って、少ないからこそ思う部分もあるよね。

トータルで考えると、Airペイ入れて良かったと思うか、できれば現金だけに戻したいかっていうと、どうっすか?

それは入れて良かった方になるかな。
さっき言ったとおり、お客様が、現金以外の決済を利用する割合が増えたから。

仮にまた入れ直すなら、またAirペイ選ぶか、どこか他のところも見てみたいなと思うかだと、どう?

いや、今のところは(Airペイ)。
ほかを見た時ってけっこう、大掛かりな機械が多いから。
だからそういった意味では場所取らないし、いいかなとは思うかな。
編集後記

今回の記事は、「Airペイをおすすめする記事」というより、“実際に使っている人の空気”を残したくて作りました。
導入事例って、どうしても綺麗に整理された話になりがちですが、実際には、
「なんとなく全部入れておくか(笑)」
「月1入金でもいい」
「Airレジは使ってない」
みたいな、“生活感のある運用”が普通に存在しているんですよね。
個人的には、その温度感の方が、導入前の人にとって参考になる部分も多いと考えています。

