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コラム
著者:田野正樹

公開日:2026.10.17

更新日:2026.10.18

ホームページってそもそも必要?

現役Web屋が、ホームページやWeb周りの「そもそも」を考えるコラムです。

ホームページの重要度はグラデーション

「ホームページってそもそも必要?」

仕事がら、YESと言いたいところですが、必ずしもそうではないと思っています。

もちろん、「インターネットがお客様との最初の接点」になることが多い現代。
ないより、あったほうがいいでしょう。

ただ、ホームページの重要度はグラデーションになっています。

例えば、リーズナブルな食堂やお惣菜屋さんであれば、Googleマップにきちんと情報を掲載して、SNSでお知らせを発信するだけでも、十分に事足りる場合があります。

対して、同じ飲食店でも、少し高級なレストランや、宴会・会食などで利用されるお店だったらどうでしょう。

コースの内容や価格、店内の雰囲気、個室の有無、予約の方法など、事前に確認しておきたいことが増えてきます。

SNSでも情報は発信できますが、詳しい内容を体系立てて案内するには、ホームページのほうが向いています。

お客様の「失敗したくない」に応える場所

お客様は「失敗したくない」「勇気がいる」んです。

価格がよく分からない。
どんな雰囲気なのか分からない。
自分が行っても大丈夫なお店なのか分からない。

これは飲食店に限った話ではありません。

美容室でも、整体院でも、工務店でも。
何かを依頼したり、問い合わせしたりするときには、多少なりとも心理的なハードルがあります。

そんな時に、必要な情報が整理されていて、自分のペースでじっくり確認できるホームページがあると、安心してお店を選びやすくなります。

ホームページがないことが、不安材料になる場合も

また業種によっては、ホームページがないことが、不安材料になる場合もあります。

目に見えないサービスを提供している事業者や、企業間の取引(BtoB)、高額な商品・サービスを扱っている場合など。

こうした取引では、依頼する前に「どんな会社なんだろう?」「本当にここに頼んで大丈夫かな?」と、慎重に調べる人も多いはずです。

そんな時、公式ホームページが見当たらないと、それだけで少し不安に感じることもあると思います。

「え?ホームページがないって、ここ大丈夫?」といった具合ですね。

(もちろん、ホームページがあるから信頼できる、という単純な話でもないですが)

「お客様は何を知りたいか?」から考える

ホームページの重要度は、業種や取り扱う商品・サービスによって変わります。

お客様は行動を起こす前に、どんな情報が欲しいと思うか?

伝えたい情報が多かったり、事業者としての信頼性を伝える必要があったりするなら、ホームページが重要な役割を果たします。

ホームページを作ること自体が目的ではありません。

「お客様に安心して選んでもらうために、どんな情報を、どんな方法で伝えるべきか」で考えると、自然と見えてくると思います。