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詳しく見る公開日:2026.01.21
更新日:2026.02.02
【取材】アルファノートの評判を検証!審査や手数料まで率直に聞いてみた
今回、縁あってキャッシュレス決済サービスを提供する「アルファノート株式会社」さんの本社にお邪魔し、担当者の方からお話を伺う機会をいただきました。


- 審査が通りやすい
- 特定継続的役務に対応している
- 手数料が高いと感じた
など、良い点だけでなく、デメリットとして捉えられがちな声も含め、さまざまな口コミが見つかります。
そこで今回は、
「こういった口コミは実際どうなのか?」
「なぜ、そう言われるのか?」
という点を、ひとつずつ率直に聞いてきました。
キャッシュレス導入を検討されている事業者さんの、参考になれば幸いです。

取材・文:
田野正樹(Web制作事務所Houn代表)
事業者DXの一環として、中小企業のキャッシュレス導入支援を行なっています。
◯良い口コミ「特定継続役務に対応しており、他社では難しい傾向にあるエステの回数券なども販売できる」

そもそも、特定継続的役務とは?
ーーアルファノートさんの大きな特徴のひとつとして、エステの回数券などが該当する「特定継続的役務」の扱いが可能、というのがあると思います。
「他社では断られたけど、アルファノートさんなら導入できた!」という口コミですね。
まずは、そもそも特定継続的役務とは?について、改めて教えていただけますか?

まず、特定継続的役務の”役務”とは、簡単に言うとサービスのことです。
「サービスを継続的に提供するタイプの商品」を指すんですね。
- エステティック(◯回コース)
- 美容医療
- 学習塾や語学教室
- 結婚相談所
こういった業種が対象になります。
これらは共通して、一定期間にわたって、継続的にサービスを提供する業態になりますよね。

- 1ヶ月を超える役務提供期間
- かつ、契約金額が5万円超
この条件を満たすと「特定継続的役務」に該当し、契約書の取り交わしなどが法律で定められています。
ーー高額かつ長期契約になりやすいサービスでしょうから、いわば”消費者保護のための決まり”という理解でいいですか?

はい、特定継続的役務は、比較的どうしても消費者トラブルが起きやすい領域でもあるので、そのぶんルールが定められているんですね。
ーーこの特定継続的役務が、多くの決済代行会社さんで取り扱いが難しいとされているのは、やはりその”消費者トラブルが起きやすい”というのが理由なのでしょうか。

おっしゃる通りです。
具体的に言いますと、まず特定継続的役務で受け取った代金は前受金、あくまで「これから提供するサービス分を、先にお預かりしているお金」なんですよね。
もちろん、前受金自体が問題なわけではありません。
ただ、そのお金の扱いを誤ってしまうと、資金がショートしてしまい、結果としてお客様がサービスを受けられなくなる、という事態が実際に起きてきました。
この場合に、我々のような決済会社が損失を負担するケースもあるんです。
アルファノートが、高リスク商材を取り扱える理由
ーー決済会社さんが慎重になるのも、無理もないんですね。
その点、アルファノートさんで特定継続的役務の取り扱いが可能なのには、どういった理由があるんでしょう?

こういった高リスクになりがちな商材の取り扱いには、ある程度のノウハウが必要です。
当社は2004年の設立で、今年で23期目に入ります(2026年時点)。
長い期間において加盟店さまの状況を見ていく中で、どのくらいの決算状態だとリスクが高くなるのか、そういった判断基準を少しずつ蓄積してきました。
もちろん、過去には苦い経験をしたこともあります。
ただ、そのつど社内の基準を見直したり、チェック体制をアップデートしながら、より安全に提供するためのノウハウを積み重ねてきました。
ーーなるほど。「高リスクだから画一的にNGにする」ではなく、提供するためのノウハウ形成にしっかりリソースを割かれていったんですね。

はい、また加えて、カード会社さんからの評価という点もあると思っています。
私たちは決済代行会社として、加盟店さまとカード会社さんの間に入る立場です。
当然、カード会社さん側も、高リスクになりやすい商材については慎重になります。
その中で当社では、
「どのような基準で加盟店さまを審査しているのか」
「どのような体制で継続的に見ているのか」
といった点を、明確にしたうえで運用しています。
そうした取り組みを、カード会社さんからも正当に評価いただいていると考えています。
◯「他社で審査に落ちた方でも導入できたケースが多く、審査スピードも早い」

ーー「審査が通りやすい」「審査(導入までの)スピードが早い」といった口コミもよく見かけました。
実際のところ、御社としてはどのように受け止めていらっしゃいますか?

そうですね。
結果として、審査が通りやすいと感じていただくケースは多いと思います。
要因としては、大きく2つあります。
ひとつは、これまで蓄積してきたノウハウ。
もうひとつは、会社としての方針です。

ノウハウについては、先ほどお話しした通りで「この条件なら、この範囲までリスクを取れる」という基準を、複数の指標をもとに設けています。
また、カード会社さんとのやり取りも密に行う体制を整えているので、一定の交渉力があると考えています。

もうひとつが、会社の方針ですね。
私たちはキャッシュレスを推進する会社として、特定の業界だけが不利になる状況は、なるべく作りたくない、という想いがあります。
どの業態でも支払いは必ず発生するものですから、そこに過度な差をつけたくない、というのが基本的なスタンスです。
そのため、他社さんで機械的に「NGです」で終わってしまうケースでも、当社では、
「ここは改善しましょう」
「ここは確かに難しいですね」
といった説明ができる環境があります。
場合によっては、カード会社さん側の認識と実際の運用状況に少しズレが生じているケースもあるため、こちらから補足説明を行うこともあります。
ーーなるほど。 決して“甘い”からではなく、しっかりリソースを割いて見ているからこそ、ということなんですね。

はい。
業界や商材で画一的に判断するのではなく、すべての業態でキャッシュレスを広げていきたい、という思いで運営しています。
そうした姿勢が、結果として「審査が通りやすい」「早い」といった評判につながっているのかな、と考えています。
◯「分割払い・リボ払い・ボーナス一括払いなど、さまざまな支払い方法に対応」

ーー決済会社さんは一括払いのみ対応も多いなかで、アルファノートさんでは分割払い・リボ払い・ボーナス一括払いなど、さまざまな支払い方法に対応していますよね。
実際のところ、需要はあるものでしょうか。

はい、もちろん分割払いの需要はあります。
たしかに分割払い手数料が発生しますから、一括払いの比率がもっとも多いのは事実です。
消費者さんのリテラシーも上がっていますからね。

ただ一方で、分割払いは購入ハードルを下げる有効な手段です。
一括・分割・リボ・ボーナス、
こういった選択肢を提供できるかできないかは、店舗にとって大きな違いです。
分割払いを利用するお客さまは一定数いらっしゃいますし、それに対応できることで、機会損失を防げるという意味でも、加盟店さまにとっては大きなメリットになります。
特に、特定継続的役務のように単価が高くなりがちなサービスでは、分割払いが選べることは重要ですね。
ーー特定継続的役務と分割払いは、確かに相性が良さそうですね。

実は本来であれば、分割払いは小売店など、有形商品のみが対象なんですよ。
ただ特定継続的役務に限っては、カード会社から了承をいただいているので、現在は分割払いのみ(*)になりますが、提供可能になっています。
*リボ・ボーナス一括払いは不可
ここは、当社の大きな特徴と考えています。
分割払い導入のメリット、注意点は?
ーーカード会社から一定の信頼を得ている、アルファノートさんならではの強みなんですね。
実際に、分割払いを導入したことで単価や成約率が上がった、といった事例もあるのでしょうか。

具体的な数字まではお伝えできませんが、もちろんあります。
これまで「分割払いが使えないのでお断りしていた」という加盟店さまが、対応できるようになったことで機会損失が減った、という声もありますね。
お客さまの満足度が上がったり、リピーターにつながったり、そうした効果を実感されている加盟店さまもいらっしゃいます。
実際、分割払いについてご相談いただく方は、こういった機会損失や顧客満足度に課題を感じているケースが多いですね。
ーー分割払いの導入に対して、加盟店側の注意点はありますか?

分割払い導入にあたって、加盟店さん側での特別な注意点はありません。
分割払いは、あくまでカード会社と消費者さんとの間で行われるやり取りなので、加盟店さんにとっては、一括でも分割でも変わらないんです。
金額や支払い回数に関わらず加盟店さんには、所定の入金日に売り上げが振り込まれます。
ですので分割払いについては、安心して活用いただける仕組みだと言えますね。
◯「持ち運びOK、レシートプリンタ内蔵の決済端末」

ーー決済端末「アルファポータブル」は持ち運びができ、場所を問わず利用できる点が好評のようです。
この仕様に至った背景について教えてください。

アルファポータブルの一番のコンセプトは、「手軽に、多彩なシーンで使えること」です。
支払いって、必ずしも固定のレジだけで発生するものではありません。
移動販売やイベント、ポップアップストアなど、場所を選ばない決済シーンは年々増えています。
そうしたニーズを見据え、10年以上前からコードレスで持ち運びできる端末を当社では採用してきました。
当時の業界は、コードを接続する据え置き型が主流で、持ち運びできる端末はほとんどなかったと思います。
ーーレシートプリンタを内蔵している点については、どのような意図があるのでしょうか。

レシートプリンタを別で用意すると、どうしても機材が増えてしまいますし、設置や持ち運びも手間になります。
コスト面でも、レシートプリンタ単体で数万円することが多いですから、端末1台で完結するというのは、現場の負担をかなり減らせると思っています。

決済に特化したシンプルな仕様で、使いやすさが魅力

ーーアルファポータブルには、POS機能は付いてないんですよね。

はい。良くも悪くも、決済に特化したシンプルな端末ですね。
外部のPOSサービスとして、スマレジさんと連携が可能です。
(スマレジは、無料から使えるクラウド型のPOSレジサービスです)
あえて当社が合わないケースを挙げるとすれば、すでに他社のPOSを使っていて、「このPOSは絶対に変えられない」かつ「POS連携が必須」という場合になると思います。

ただ、POS連携は必須ではありません。
決済とPOSをそれぞれ操作する運用も、現場ではよく見られます。
たとえばイベントや展示会では、まず決済を優先して処理し、あとからPOS入力を行うことで、回転率が上がるというケースも見られます。
「決済だけに使いたい」「とにかく操作がシンプルなほうがいい」
という加盟店からは、こうした運用の自由度を含め、使いやすさを評価いただく声が多く聞かれます。
ーー画面も見やすくて、店舗・お客様ともに迷わず、決済を終えられる印象です。

直感的に扱えるよう、細かい部分まで工夫しています。
やっぱり皆さん、支払いに時間はかけたくないんですよね。
特にイベントなどでは回転率が重要ですから、どれだけ少ない操作で終えられるか?を重視して、内部アプリを自社開発しています。
◯「専属の担当者が付き、導入前から導入後まで同じ担当者によるサポート体制」

ーー決済会社さんでは一般的にコールセンター対応が中心で、問い合わせのたびに異なるスタッフさんが対応する、というケースが多いと思います。
その点、アルファノートさんは初回の問い合わせから導入後まで、ずっと同じ担当者さんがついて対応してくれる、という点が特徴的ですよね。
導入事例を拝見していても、「対応がすごく親切だった」という声をよく見かけました。

実は、お客様の声を募集するとそういうお話ばかりになってしまって、「言わせてないかな?」
と、心配になるくらいなんですけど(笑)。
でも、それだけ担当者の対応について評価いただくことが多いので、意識してやってきたことが、ちゃんと伝わっているのかな、とは思っています。
──実際、サポート体制は意識されているポイントなんですね。
特に印象に残っている加盟店さんの声はありますか?

他社さんの審査に落ちたり、やっと使えると思ったら十分な説明がないまま導入されて、後から「規約違反です」と急に入金を止められてしまった、という経験をされた加盟店さんがいらっしゃいました。
そうしたことが続いて、電子決済そのものに不信感を持たれていたんですね。
そのタイミングで当社にお問い合わせをいただいて、まずは直接お伺いして、
「ここはできる」
「ここはできない」
「ここは費用がかかる」
という点をすべて開示して説明し、導入いただきました。

「導入したら、また突き放されるんじゃないか」というご不安も最初は持たれていましたが、導入後も定期的に連絡を取りながらサポートしました。
結果的にその方からは、お知り合いの店舗さんをご紹介いただくなど、良好な関係が続いています。
「人が説明する」ことは、決して省かない

我々としては、メールだけで完結させず、必ず一度は口頭で説明する、ということを大事にしています。
問い合わせがあった場合も、基本的にはこちらからお電話して、ヒアリングをしながら最適な提案をする、というスタイルです。
ーー「顔が見える」対応を意識されているのですね。
端末を持って直接来てくれる、という事例も見かけました。

訪問対応については原則として、現在は一都三県を対象におこなっております。
社内の体制次第なので、100%お約束できるわけではないのですが、可能な限り、加盟店さまのご要望にお応えしたいとは考えています。
また電話やビデオ会議ツールも活用して、「人が説明する」という点は省かないようにしています。
端末を郵送でお送りし、スタッフの方を集めていただきZoomで説明した、というケースもありましたね。
ーーオンライン・対面を問わず、説明の機会をきちんと設けているんですね。

効率だけを考えれば、もっと簡略化する方法もあると思いますが、人でないと代替できない部分は、きちんと人がやる、という考え方でやっています。
事業規模によってサポートに違いは出ない?
ーー小規模店舗や個人事業主の場合でも、サポート内容や対応の手厚さに違いが出る、ということはありませんか?

はい、もちろんサポートの質が変わることはないので、ご安心ください。
というのも、当社の加盟店さまの多くは小規模事業者さんですし、「規模が小さいから対応が薄くなる」という考え方はしていません。
ただ正直に言うと、”イレギュラーな対応”という意味では、決済額などを含めた条件によって違いが出るケースはあります。

- 本来は端末設置に伺っていない地域に訪問する
- 通常スケジュール外で端末交換を行う
- 翌営業日の発送が基本のところを、リソースを調整して当日中にまとめて発送する
といった対応ですね。
ーーベースとなるサポートは全加盟店共通で、そこにイレギュラー対応が上乗せされる、というイメージですね。

はい、その通りです。
基本的なサポートについては、規模に関わらず、すべての加盟店さまに提供しています。
決済という、事業のほんの一部での関わりではありますが、長く使っていただく中で「相談しやすい存在」でありたいですし、担当営業としても、一人の人間として信頼してもらえる関係を築いていきたいと思っています。
△懸念寄りの口コミ「決済手数料が高い」
ーー「決済手数料が高い」という口コミも見かけました。
ただ公式サイトを見ると、通常は3.24%・中小事業者が2.48%と、他社さんと比べても同水準と見受けられます。
この点について、御社としてはどのようにお考えでしょうか。

まず、公式サイトに記載している3.24%、中小事業者向け2.48%という決済手数料は、間違いありません。
こちらがベースの料率になります。
そのなかで「手数料が高い」という口コミは、たとえば特定継続的役務のように、リスク値が高い商材を指したものだと考えています。
他社さんだと、そもそも取り扱い自体が難しいケースですね。

そういった場合、我々としても事業内容や商材の特性、運用条件などを踏まえたうえで、個別に料率をご案内する形になります。
結果として、標準の料率よりも高くなるケースがあるため、そうした点が「手数料が高い」という口コミにつながっているのではないかと考えています。
ーー確かに、ごもっともな話だと思いました。
金融機関が与信に応じて金利を決めるのと、同じ考え方ですよね。

まさに、そのイメージです。
なお、同じエステティックでも、単発メニューであれば標準の3.24%(*)でご利用いただけます。
(*決済額や過去の決済実績などに応じて、よりお得にご案内が可能な場合もございます)
△「端末価格が高い」 ※現在はキャンペーンにて0円

ーー「決済端末、アルファポータブルの価格が高い」という口コミも見かけました。
具体的には本体価格が74,800円とのことですが、この点についてはいかがでしょうか。

端末については正直に言うと、高いと感じられるのは自然だと思います(笑)。
初期費用として約8万円近くかかると、どうしても「うっ」となりますよね。
実際のところ、スペックを考えると妥当だとは考えています。
例えば、当端末にはレシートプリンタが内蔵されていますが、本来はプリンタ単体でも数万円することが多いですから。

とはいえ、導入時のハードルになるのも事実なので、現在はキャンペーンとして、端末代0円で提供しています。
もし検討中の方がいれば、このタイミングを活用いただければと思います。
導入を検討されている方へメッセージ

ーー最後に、導入を検討されている事業者さんに向けて、メッセージがあればお願いします。

私たちは、人と人とのつながりを大事にしたい、という考え方に共感してくださる事業者さんと、長くお付き合いしていきたいと思っています。
「キャッシュレスのことがよく分からない」
「過去にトラブルがあって、不安がある」
「今、ここで困っている」
そういった方こそ、ぜひ一度ご相談いただけたら嬉しいですね。

当社では、必ず担当営業がついて、導入前からフォローアップします。
無理に押し込むようなことは一切ありません。
まずはお話を伺って、その方が抱えている課題を、どうすれば解消できるのか。
そこから一緒に考える、というスタンスです。
なので、少しでも不安や疑問があれば、気兼ねなくご相談いただければと思います。
取材後記

筆者は決済会社という業界に対して、良くも悪くも「ドライ」な印象を持っていました。
規約や効率が重視され、やり取りも機械的になりがち。そんなイメージです。
今回アルファノートさんを取材をして印象的だったのは、そうしたイメージとは少し違い、随所に「人の温度」を感じられた点でした。
もちろん、決済という仕組み自体は非常にシビアで、リスク管理やルールも厳格です。
ただその一方で、
「まずは話を聞く」
「状況を理解する」
という姿勢が一貫していたように思います。
よくよく考えてみると、お金を扱うからこそ、こうしたスタンスで向き合ってくれることが、事業者にとっては一番の安心材料なのかもしれません。
導入を検討されている方にとって、この取材内容が、判断材料のひとつになれば幸いです。