
Shopify
Shopifyで購入数や価格に制限をかけるOrderLogicアプリ(Liteプラン可)の使い方
Shopifyに「購入は●点まで」といった購入制限をかける機能は標準では無いため、これを実現するためのアプリの紹介です。
「OrderLogic ‑ Min & Max Limits」と呼ばれる有料アプリで$4.99/月から。7日間の無料体験が付いています。
上位プランになりますが購入ボタン(Buy Button)にも使えるため、Shopify Liteプランにも対応しています。
※「Shopify 購入制限」でググるとよく紹介されているアプリ「Min&Max Limits by Limitsify」はBasic以上でないと使えません。
料金プラン
- スタンダード($4.99)
- プレミアム($9.99)
- プロ(14.99)
と3種類のプランがあり、上位プランになるにつれて機能(できること)が充実します。
機能紹介
【Products】商品ごとに制限(全プラン)
「この商品は●点まで」といったふうに、それぞれの商品ごとに購入の制限をかけることができます。
-
最小購入点数です。
注文しなくてはいけない、必須の点数を入力します。 -
最大購入点数です。
「●個まで」といった制限になります。 -
購入点数を指定する設定です。
例えばここに「3」と入力すると、3点しか購入できません。
4点でも5点でもエラーを出します。
【Orders】すべての商品単位での制限(全プラン)
カートに入れたすべての商品点数や金額に対して制限をかけます。
- 合計●円から
- 合計●円まで
- 合計●点から
- 合計●点まで
【Prompts】エラーメッセージの設定
制限に引っかかった注文がされたときのエラーメッセージを設定する画面です。
標準では英語ですべて表示されるので、各メッセージを日本語で設定してあげます。
それぞれ、どういう制限に引っかかったときに表示されるメッセージなのか?は、実際にエラーを出してみて確認しながら設定するのがベストです。
なお欄内の入力例にある{{}}内の文字は、設定した金額や商品名を出力してくれます。
それぞれ以下の通りです。
- quantity‥点数
- product_title‥商品名
- amount‥金額
なので例えば
{{product_title}}は{{quantity}}点までのご購入となります
と入力すれば、
「チョコレートケーキは3点までのご購入となります」
といった具合に、設定した商品名、制限点数を実際のエラーメッセージとして顧客に示してくれます。
【Tags】商品タグ単位での制限(PremiumPlanから)
商品に設定した「タグ」を基準に制限を設けることができます。
例えば「ケーキ」というコレクションに
- ショートケーキ
- チョコレートケーキ
- チーズケーキ
という3種の商品があり、この中から2点までの購入(組み合わせは自由)といった制限がかけられるようになります。
「Add Tag Constraint」をクリックして
- 制限をかけたいタグを入力(誤字に注意)
-
- Minimum Quantity‥最小点数
- Maximum Quantity‥最大点数
- Minimum Spend‥最小価格
- Maximum Spend‥最大価格
- Multiple‥点数の指定(例:3点での購入のみ可)
- 2で選択した単位にて、数値を設定
- すべての商品に適用
- カート内の個々の製品ごとに適用
- 制限に引っかかったときに表示されるエラーメッセージ
※4,5どちらかにチェックを入れないと有効になりません
【Buy Button】購入ボタンに制限(ProPlanから)
OrderLogicアプリは標準では、ストアでの買い物にに対しての購入制限になり、購入ボタンには適用されません。
購入ボタンに対して設定した購入制限を適用するには、”制限を適用したボタンに作り替える”必要があります。
と言っても操作自体は簡単です。
-
Shopifyで作成した購入ボタンのコードを貼り付けます。
-
すると赤字で(このサンプル画面では伏せてしまいましたが)、購入制限を適用したボタンへとコードを書き換えてくれますので、最下部の「Copy code」をクリックしてコピーするだけです。
Shopifyおすすめ教材
Shopify構築を学ぶにあたって、オンライン教材の「デイトラ」さんが良かったのでおすすめです。
実践的で、またウェブ教材につきコンテンツ追加やアップデートがあります(1回買い切りのため、追加料金なし)