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詳しく見る公開日:2025.08.02
【実録ガイド】Squareの審査期間とブランド別の申し込み手順

お店のオープン日が近づいてきた!
Squareを入れたいんだけど、そろそろ申し込んだほうが良いのかな?

イベント出店が決まったから、急ぎでキャッシュレスを導入したい!
Squareが審査早いって聞いたけど、実際どのくらいで使えるようになる?
こんな疑問にお答えします。
10件以上のSquare申し込み事例をもとに解説します

こんにちは。Web制作事務所Houn、代表の田野正樹と申します。
自身でSquareを利用しているのに加え、クライアントのSquare導入を10件以上(*)サポートしてきました。
こうした実体験をもとに、- 審査はいつ、どのような流れで進むのか?
- 1回の申し込みですべての決済手段(カード、QR決済etc.)が使えるようになるのか?
について解説します。
*筆者が申し込みサポートしてきた業種一例:
インテリア・飲食・整体・エステ・美容室
【結論】どのブランドが何日かかる?審査目安まとめ

まず結論です。
審査にかかる日数はブランドごとに差があり、実際の導入経験と公式の案内をもとに、おおよその目安を一覧で整理しました。
決済ブランド | 実体験目安 | 公式の案内 |
---|---|---|
クレジットカード: Visa Mastercard AMEX | 当日 早ければ10分以内 | 1~3営業日 |
クレジットカード: JCB Diners Club Discover | 3〜5日 | 5~15日 |
電子マネー: QUICPay iD 交通系IC | 4〜7日 | 4〜9日 |
QR決済: PayPay、d払いなど一式 | 15日前後 | 約30日 |
ご覧のとおり、公式の案内ではやや余裕をもった日数が提示されていますが、筆者がこれまでにサポートしてきた導入事例では、実際はもう少し早く審査が完了するケースが多い印象です。
特にVisa・Mastercard・AMEXは、申し込み後すぐに承認されていました。
導入タイミングはどう決める?業種別のおすすめ順と目安日数
審査期間の違いを踏まえると、導入タイミングは業態によってある程度判断できます。
- 少額の商品を多く扱う小売店の場合:
PayPayなどのQRコード決済は、「スマホでサッと払いたい」ニーズに応える手段として、少額の買い物でよく使われています。
確実に間に合わせたい場合は、1ヶ月ほど余裕を持って申し込むのが安心です。 - まずは主要クレジットカードに対応したい場合:
VisaとMastercardで国内シェア約7割を占めるため、クレジットカード決済の大半をカバー(*)できます。
審査はすぐに完了することが多く、急ぎの導入にも対応しやすいです。
*Visaが50.8%・Mastercardが17.8%。出典:イプソス株式会社「2020年キャッシュレス大規模調査」
ブランドごとの申し込みフロー
ここからは、各決済ブランドの申し込み方法を3ステップで解説します。
- クレジットカード
- QR決済
- 電子マネー
1から順に見ていきましょう。
1. クレジットカードの申し込み

まずは、最も早く審査が完了しやすく、キャッシュレス決済の中でも利用頻度が高いクレジットカードの申し込みについて解説します。

Squareアカウントの作成(メールアドレスと事業情報の登録)が完了したら、管理画面に表示される「決済受付の手続きをはじめる」から、詳しい事業内容の入力や本人確認を行います。
これが、すべてのクレジットカードブランドに対する審査の申し込みとなります。
先にVisa・Mastercard・AMEXが承認される

審査スピードの早いブランド(Visa・Mastercard・AMEX)は、申し込み当日〜翌営業日には承認されることが多く、上記のような通知メールが届きます。
JCB・Diners Club・Discoverは数営業日後に承認

その後、JCBやDiners Club、Discoverなどのブランドは数営業日かけて順次承認され、別途メールで通知が届きます。
2. QR決済の申し込み

利用者が年々増加している、PayPayをはじめとしたQR決済。
各ブランド一括で申し込めますが、審査期間15〜30日と、比較的長い日数がかかります。導入をお考え(*)であれば、アカウント作成後すぐに申し込んでおきましょう。
*【申し込みは任意】
Squareでは、クレジットカード・電子マネー・QR決済をすべて導入する必要はありません。
たとえば、Squareをオンライン決済専用で使う場合、店頭決済が前提となるQR決済は不要でしょう。
実際の申し込み手順は、以下の記事で解説しています:
電子マネーの申し込み

電子マネー、
- QUICPay
- iD
- 交通系IC
については、JCBカードの審査完了後に申し込むことが可能です(JCBが審査を管轄しているため)。
JCB審査完了後の申し込み手順は以下となります:

Squareデータ「店舗」ページを開いて、
- 店舗名
- カード決済 / 電子マネー
の順にクリック。

「すべての電子マネーを有効化する」をクリック。
以上で完了です!審査が始まり、結果はまたメールで知らされます。
まとめ
Squareの審査は、対応ブランドや決済手段によって期間に差があるものの、主要カード(Visa・Mastercardなど)であれば最短即日で利用開始が可能です。
とはいえ、QRコード決済や電子マネーなど一部の手段には15〜30日程度かかるケースもあるため、導入時期や業種の特性に応じて、早めの申し込みがおすすめです。
参考に、まずは無料アカウント作成から始めてみてください。