AirレジとAirペイの違いと連携方法を解説

Airレジ・Airペイともに、リクルート社が提供する「お店のお会計」に関するサービスです。

どちらも、iPadもしくはiPhoneのアプリで操作します（Androidは対応していません）

それぞれどんな役割なのか？違いをみてみましょう。

Airレジは無料POSレジ。レジ打ちや売上、顧客などの管理に利用

Airレジは、レジ打ち操作をはじめ売上・在庫・顧客の管理に使えるPOSレジ機能のアプリ。

世の中のPOSレジには有料のサービスもありますが、Airレジは完全無料ですべての機能が使えます。

Airペイはキャッシュレス決済サービス

Airペイは、キャッシュレス決済サービスです。

専用リーダーとiPad(もしくはiPhone)をBluetooth接続して、カード・電子マネー・QR決済をおこないます。

厳密には「Airペイ」「AirペイQR」ふたつのサービス体系

なお、Airペイは厳密には

• カードと電子マネーが「Airペイ」
• QR決済が「AirペイQR」

と、サービス、ひいてはアプリがふたつに分かれています。

ただ実際に現場で利用するにあたっては、特に気にする必要はありません。
（会計の流れもこのあと解説します）

利用にかかる費用。決済手数料以外はすべて無料

Airペイ・AirペイQRの利用にかかるコストは決済手数料のみ。

お客様がキャッシュレスで会計したさいに、会計金額から3.24%(*)が差し引かれます。

ほか固定費や登録料、売上入金時の振込手数料などはすべて無料です。

初期費用もキャンペーン時なら無料

キャンペーン実施期間なら、Airペイの利用に必要なiPadとカードリーダーが無料提供されます。

■参考記事

【実録】Airペイ(エアペイ)のiPad無料キャンペーンに申込んでみた

連携して使うのが基本

AirレジとAirペイ・AirペイQRは、お互いを連携させるのが基本の使いかたです。

具体的にどういうことか、まず会計の流れを見てみましょう。

Airレジ×Airペイで会計する流れ

お会計時にAirレジアプリを立ち上げ、

1. 商品を打って
2. 「支払いへ進む」

支払い方法の選択肢から、Airペイのものを選択して「会計する」。

するとAirレジからAirペイへ、アプリが切り替わります。

連携しました。

ちなみに、支払い方法でQR決済を選択すると、AirペイQRアプリが立ち上がるわけですね。

あとは画面の指示に従って、リーダーでクレジットカード(電子マネーならお客様のスマートフォン)を読み取るだけです。

連携設定は不要、同一アカウントで各アプリにログインするだけ

連携といっても、とくに設定は不要です。

Airレジ・Airペイ・AirペイQRの3アプリを1台のiPadにインストール、すべて同一アカウントでログインするだけでOKです。

なおAirIDというアカウントを使うのですが、ほかにも多彩なサービスが利用できます。
（アカウント作成は無料）

あなたの状況に合わせて、さらに詳しく解説

以上がAirレジとAirペイの違いと、基本的な利用方法でした。

続いてあなたの現在の状況に合わせて、ケース別に詳しく解説します。

他社POSレジを使用中、キャッシュレスにAirペイを検討

残念ながら、Airペイは他社POSレジと連携させることは出来ません。

それぞれ独立しての利用になりますが、会計の際にPOSとAirペイに2度打ち、またレジ締め時はPOSとAirペイ側の金額の照合が必要です。

手間に加えて、ミスの危険が発生しますね。

他社POSと連携可能なキャッシュレス決済はSquare

他社POSと連携可能なキャッシュレス決済はSquare(スクエア)です。

Airペイ同様、リーダーとタブレット(もしくはスマートフォン)で使う決済サービスで、以下のPOSレジと連携可能です。

SquareとAirペイは細かい利用条件で一長一短ありますので、以下の記事も参考にしてみてください。

AirペイとSquare比較【実際の利用者が解説】

Airレジだけを使いたい

もちろん、Airレジ単体での利用も可能です。

Airレジ単体であれば、完全無料で使えます。

POSレジ・キャッシュレス決済どちらも新しく取り入れたい

であれば、Airペイ×Airレジでぜひ使ってみましょう。