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詳しく見る公開日:2024.02.12
更新日:2024.07.05
AirペイとSquare比較【実際の利用者が解説】
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2023/09/worries-woman-square.jpg)
AirペイとSquare、どっちを入れようかな?
手数料とかを比べたいのはもちろん、どんな機械を使うのかも見れると嬉しいんだけど‥。
という、あなたの疑問にお答えします。
【飲食店限定!】Squareの新規利用で決済手数料が無料
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/07/squaresolutions-quick-service.jpeg)
Squareでは現在、飲食店の事業者さんを対象にお得なキャンペーンを開催しています!
本来3.25%の決済手数料が1ヶ月間無料!
期間は7月1日(月)〜 9月30日(月)で、先着4,000名さま限定になります。
Squareを初めてお使いの店舗さまが対象につき、キャッシュレス決済の新規導入や他社からのお乗り換えをご検討のかたは、この機会がチャンスです。
実際に申込み、自店に導入した筆者が解説します
こんにちは。
ホームページ制作事務所Houn、田野正樹と申します。
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2023/06/author.jpg)
妻がリラクゼーションサロンを2023年にオープンしたのですが、最初にSquare、続いてAirペイ
を申込み、店舗のキャッシュレス決済に利用しています。
この記事では両社の違いを、利用者が詳しく解説します。
Airペイ・Squareそれぞれ強みが異なる
ひと言で「こっちが良いよ!」というのはありません。
Airペイ・Squareそれぞれの強みがあり、どこを重視するかによりお勧めが異なります。
- インバウンド対応したい
- 店舗用のiPadが欲しい
- QR決済を充実させたい
など
- 入金スピードを重視したい
- すぐに導入したい
- おしゃれな端末が良い
など
それでは、具体的にチェックしていきましょう。
Airペイ・Square共通のポイント
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2023/09/point.jpg)
まずはAirペイ・Square両社ともに共通して、かつ事前に知っておきたい重要ポイントを解説します。
店内にWi-Fi環境、もしくはモバイル通信できる端末が必要
両社ともに、カードリーダーとスマートフォン(もしくはタブレット)をBluetoothで接続して使う「モバイル決済」というサービスです。
店内にWi-Fi環境、もしくはモバイル通信できるスマートフォンが必要です。
【※フリーWi-Fiは使用不可】
ショッピングモール内などテナント店舗の場合、モールにフリーWi-Fiが入っているケースがあるかと思います。
しかしフリーWi-Fiはセキュリティ上のリスクが大きく、お客様のカード情報などを扱う決済サービスには適しません。
必ず自店でネット環境を用意する必要があります。
分割払いは非対応
両社とも分割・リボ・ボーナス払いは非対応、一括払いのみ利用できます。
費用は端末費と決済手数料のみ
利用にかかる費用は- 端末機器の費用
- 決済手数料
のみ(金額はこのあと解説します)。
ほか登録料や違約金、振込手数料はすべて無料です。
AirペイとSquareの違いを比較
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/02/airpay-square-reader.jpg)
続いて、Airペイ、Squareの違いを比較していきます。
各費用や対応決済ブランドなど、ひとつずつ比べてみましょう。
初期費用(端末代)について比較
Airペイ | Square | |
---|---|---|
カードリーダー | 無料 | 税込¥4,980〜 |
スマホ or タブレット | キャンペーン中ならiPad無料 | 自前で用意 |
対応OS | iOSのみ | iOS・AndroidともにOK |
初期費用はカードリーダーとスマホ(もしくはタブレット)の端末費用ですね。
Airペイのほうが安く済みます。
なお注意点として、AirペイはAndroidスマートフォンに対応していません。iPhoneもしくはiPadでのみ利用可です。
Airペイはカードリーダー無料、キャンペーン利用ならiPadも
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/01/airpay-campaign.png)
Airペイは現在、カードリーダーが無料で提供されます。
加えてタイミング良く「キャッシュレス導入0円キャンペーン」が実施されていればiPadも無料。
初期費0円でキャッシュレス決済を導入できます。
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/01/ipad-reader.jpg)
*カードリーダー、iPadともにあくまで貸し出しであり、貰えるわけではありません。
Airペイ解約時には返却。
さらにAirペイでの決済が継続的にされていないとリクルート社が判断した場合、iPad代を請求される場合があります。
Squareはリーダー端末が4,980円から。スマートフォンは自前で用意
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2023/09/square-reader.jpeg)
Squareは、近年において端末無料のキャンペーンは実施しておりません。
まず自前でスマホもしくはiPadを用意の必要があります(もちろん普段使いのスマホを利用も可能です)
リーダー端末は3種あり、もっとも安価かつ販売台数が多いのが「Squareリーダー」税・送料込みで4,980円です。
上位機種として、iPadを接続して使うSquareスタンド、レシートプリンタまで付いた1台完結型のSquareターミナル
があります。
【飲食店限定!】Squareの新規利用で決済手数料が無料
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/07/squaresolutions-quick-service.jpeg)
Squareでは現在、飲食店の事業者さんを対象にお得なキャンペーンを開催しています!
本来3.25%の決済手数料が1ヶ月間無料!
期間は7月1日(月)〜 9月30日(月)で、先着4,000名さま限定になります。
Squareを初めてお使いの店舗さまが対象につき、キャッシュレス決済の新規導入や他社からのお乗り換えをご検討のかたは、この機会がチャンスです。
カードリーダーを比較
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/02/airpay-square-reader.jpg)
続いて、カードリーダーはどんな機器か比較してみましょう。
Squareには全3種のリーダー端末がありますが、ここではもっとも安価で、サイズもAirペイと同じくらいの「Squareリーダー」で比較してみます。
両社ともタッチ決済、差し込みに対応。
読み込み速度や充電の保ちなど、スペック面の差はありません。
使いやすさならAirペイ
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/01/reader.jpeg)
Airペイのリーダーは上部のディスプレイで「カードを読み取って下さい」「暗証番号を入力」など案内してくれますので、お客様が分かりやすい作りです。
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/01/ipad.png)
もちろん、スマホ(タブレット)側にも表示されます。
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2023/09/square-reader.jpeg)
対してSquareリーダーは本当に「カードを読み取るだけ」の機器といった印象ですね。
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2023/05/3-6.jpg)
決済の手順はスマホ(タブレット)の画面にのみ表示されます。
暗証番号入力に違いがある
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_9797-2.jpg)
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2023/05/4-4.jpg)
またAirペイのリーダーは暗証番号を入力するためのキーボタンが配置されていますが、Squareリーダーにはありません。
スマホ(タブレット)の画面に表示され、タップにて入力してもらうスタイルです。
リーダー側で暗証番号入力が一般的ですし、お客様も使い慣れています。
使いやすさ、安心感を重視して選ぶならAirペイが良いでしょう。
見た目重視ならSquareリーダー
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_3465.jpeg)
対してSquareリーダーの良いところは、なんといっても見た目です。
他社とは一線を画すスタイリッシュなデザイン、白いシンプルな端末は、店内の雰囲気を重視したい店舗にはピッタリです。
決済手段と手数料で比較
続いて、対応している決済手段と手数料の比較です。
キャッシュレス決済とひと口に言っても、クレジットカードをはじめ電子マネー、QR決済など複数の決済手段があります。
それぞれ対応している決済手段と手数料が異なるため、ひとつずつ見ていきましょう。
クレジットカードについて
まずはキャッシュレス決済の多数を占める(*)クレジットカードについての比較です。
*参考:キャッシュレス決済比率の内訳。クレジットが最多![](https://www.meti.go.jp/press/2023/04/20230406002/20230406002-2.png)
対応カードブランドと決済手数料
Airペイ | Square | |
---|---|---|
VISA Mastercard AMEX JCB DinersClub Discover | 3.24% | 3.25%(*) |
銀聯 | 3.24% | 非対応 |
*Squareのキャンペーン開催中!
9月30日(月)までの期間限定で、新規申し込みの飲食店はSquareの決済手数料が1ヶ月無料!
詳細はこちら→Square公式サイト
両社ともVISAやMastercardをはじめ主要ブランドに対応。
加えてAirペイは中国産ブランド「銀聯 ぎんれん」に対応しているため、中国インバウンドの需要がある店舗なら強みになります。
![銀聯ロゴ](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/02/union-pay-logo.png)
また手数料は0.1%の差と、同等と考えて良いでしょう。
Airペイのほうが1万円の決済で1円、10万円の決済で10円安い計算ですね。
電子マネーについて
![電子マネーブランド](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/02/e-money.png)
iDにQUICPay、またSuicaをはじめとした交通系電子マネーはAirペイ・Squareとも利用可能です。
決済手数料はクレジットカード同様- Airペイ:3.24%(*)
- Square:3.25%
と、ほとんど差はありません。
*Airペイの決済手数料について
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/02/airpay-commission.jpg)
Airペイの公式サイトを見ると、電子マネーとQR決済の手数料は2.95%(COIN+は0.99%)と案内があります。
しかしこれらは消費税の対象となり、課税後の実質手数料が3.24%(COIN+は1.08%)です。
QRコード決済について
![AirペイQRの対応ブランド](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/02/airpay-qr-brand.png)
少額決済に使われることの多い、QRコード決済についての比較です。
AirペイQR(*)はPayPayをはじめ楽天ペイやd払い、さら海外のQR決済サービスであるUnion Pay・WeChat Pay・ALiPayにも対応。
対してSquareはPayPayのみ対応になります。
よって低単価の商品を多く扱う、もしくはインバウンド需要のある店舗ではAirペイQRがお勧めです。
*AirペイとAirペイQR
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/01/airpay-airpayqr.png)
- クレジットカード・電子マネーがAirペイ
- QR決済がAirペイQR
と、サービスが分かれています。
違いは入金サイクルで、- Airペイは月3回or月6回
- AirペイQRは月1回
と異なります(このあと詳しく解説します)
QR決済の手数料は同水準
AirペイQR | Square (PayPayのみ) |
---|---|
3.24% COIN+のみ1.08% | 3.25% |
手数料は同水準です。
AirペイのCOIN+のみ1.08%(0.99%プラス消費税)と、安い手数料が適用されます。
QR決済の入金サイクル重視ならSquare
AirペイQR (全ブランド共通) | Square (PayPayのみ) |
---|---|
月1回 月末締め、翌月末日入金 | 週1回 水曜日締め、同じ週の金曜日入金 三井住友・みずほ銀行は翌営業日に入金 |
入金サイクルの面ではSquare優位。
週1回は業界最速水準で、キャッシュフローを重視するならSquareがお勧めです。
入金サイクルで比較
QR決済の入金サイクルについて軽く触れたところで、さらに詳しく見ていきましょう。
まず結論として、Squareのほうが早い入金です。
ちなみにAirペイ、Squareとも振込手数料は無料です。
Squareはすべての決済手段で週1回入金
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/07/square-weekly-transfer.png)
Squareはすべての決済手段で週1回の入金、水曜日に締めて同じ週の金曜日にあなたの口座に振り込まれます。
さらに登録口座が三井住友銀行・みずほ銀行であれば翌営業日という早さです。
Airペイは決済手段によって入金サイクルが異なる
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/02/difference.png)
- クレジットカード・電子マネー
- QR決済
で入金サイクルが異なります。
正確には、カードと電子マネーを扱うのが「Airペイ」・QR決済は「AirペイQR」とサービスとして分かれているので、サービス間で入金サイクルが異なるということですね。
Airペイ(カード・電子マネー)は指定銀行で月6回、ほかは月3回
■みずほ・三菱UFJ・三井住友銀行は月6回決済期間 | 振込日 |
---|---|
前月末日~4日 | 10日 |
5日~9日 | 15日 |
10日~14日 | 20日 |
15日~19日 | 25日 |
20日~24日 | 末日 |
25日~末日前日 | 翌月5日 |
決済期間 | 振込日 |
---|---|
前月末日~9日 | 15日 |
10日~19日 | 25日 |
20日~末日前日 | 翌月5日 |
Airペイ(カード・電子マネー)は、みずほ・三菱UFJ・三井住友銀行であれば月に6回、そのほかの金融機関では月3回の入金サイクルです。
QR決済(AirペイQR)は月1回入金
![AirペイQRの入金カレンダー](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/02/airpay-qr-calender.png)
AirペイQRは、月末締めの翌月末入金と、時間がかかるスケジュールです。
決済手段と手数料、入金サイクル比較まとめ
- 決済手数料はほぼ同じ
Airペイが0.01%安い - QR決済を充実させたいならAirペイ
SquareはPayPayのみ - 中国インバウンドに対応したいならAirペイ
Airペイは銀聯カードなど中国ブランドに対応 - キャッシュフロー重視ならSquare
週1入金は業界最速水準
審査スピードで比較【断然Square】
![Square公式サイトの審査スピード比較表](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/02/examination-period.png)
審査スピード、申込みから利用開始までの期間はSquareが断然早いです。
上図はSquare公式サイトにある導入日数の他社比較表ですが、筆者が両社申し込んだときも大体このくらいのスケジュール感でした。
※社名は伏せられていますが、条件から「モバイル決済他社A」とはAirペイのはずです
もちろん審査状況や曜日、祝日の兼ね合いで変動しますので目安ですが、いずれにせよSquareのほうが大幅に早くスタートできます。
【飲食店限定!】Squareの新規利用で決済手数料が無料
![](https://tanomasaki.com/wp-content/uploads/2024/07/squaresolutions-quick-service.jpeg)
Squareでは現在、飲食店の事業者さんを対象にお得なキャンペーンを開催しています!
本来3.25%の決済手数料が1ヶ月間無料!
期間は7月1日(月)〜 9月30日(月)で、先着4,000名さま限定になります。
Squareを初めてお使いの店舗さまが対象につき、キャッシュレス決済の新規導入や他社からのお乗り換えをご検討のかたは、この機会がチャンスです。
まとめ。リスクゼロでキャッシュレス決済を始めてみる
Airペイは端末無料、Squareの端末は30日以内なら使用後も返却可。
また両社とも登録・解約・月額は無料なので、リスクゼロでキャッシュレス決済を始められます。
参考に、試してみてください。
- インバウンド対応したい
- 店舗用のiPadが欲しい
- QR決済を充実させたい
など
- 入金スピードを重視したい
- すぐに導入したい
- おしゃれな端末が良い
など