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詳しく見る公開日:2025.10.03
キッチンカー向けキャッシュレス決済!失敗しない選び方【厳選2社】

イベントもオフィス街の出店も、お客さんって現金持ち歩きたがらないんだなあ…。
分かるよ。手ぶらで、スマホとかでキャッシュレスで済ませたいもんね。
うちも対応しないと。 でもお金かかるよね。どこがいいかも分からないし…。
こんな悩みを解決します。
多数サポートしてきた経験から解説します

こんにちは。Web制作事務所Houn、田野正樹と申します。
これまで、数多くのお店のキャッシュレス導入をお手伝いしてきました。
いまや決済サービスは無数にありますが、キッチンカーという業態にぴったりのサービスを、経験ベースでご提案します。
はじめに〜気になるコストについて
具体的なサービスの紹介の前に、最も気になるコストを確認しておきましょう。
- 初期費用:無料~最大4,980円
- ランニングコスト:キャッシュレス決済時の手数料2~3%台
これだけです!
ほか、違約金や月額固定費、振込手数料すべて無料。
このあと詳しく解説しますので、「あ、意外とかからないかも…」と感じたオーナーさんは、ぜひチェックしてみてください。
おすすめ1位はSquare、2位はAirペイ。信頼できる大手サービス

結論。筆者のおすすめは、1位がSquare(スクエア)、2位がAirペイ
です。
Squareについて

Square(スクエア)はアメリカ発の決済サービスで、2013年日本上陸。
IT製品レビューサイト「ITreview」ではアワードを受賞しており「低コストで簡単に利用できる」と、国内利用者から非常に高い評価を得ています。

Airペイについて

Airペイは、言わずと知れたリクルート社が提供する決済サービス。オダギリジョーさんのTVCMでもおなじみですね。導入実績も豊富です。
以上、どちらも企業としての信頼度は抜群。安心して利用できます。
それでは、この2社がキッチンカーという業態にどんな点でピッタリなのか?具体的に見ていきましょう。
狭いキッチンカーでも場所を取らない

キッチンカーで最も重視したいのが、狭い会計スペースに機器を設置できるか?ということ。
Square・Airペイともに最低限必要な機器は、あなたのスマホのみ!
「スマホでタッチ決済」という機能で、クレジットカード・QR決済という主要キャッシュレス決済に対応できます。
■参考:さらに、タッチ決済未対応(差し込みのみ)の昔のカードや、交通系ICカードもカバーしたい場合は専用のリーダーを使用しますが、こちらも手のひらサイズでコンパクト!


バッテリーの持ちも十分で、フル充電しておけば1日出店でも安心して使えます。
省スペースで設置できるというのは、調理と会計を同時にこなす忙しい時間帯でもスムーズに会計を行える、超重要なポイントです。
リーダーは無料もしくは5千円未満
- Airペイ:現在、キャンペーンにより無料で提供
- Square:税込4,980円。30日以内であれば使用後でも返品可
(冒頭で触れた「初期費用最大4,980円」とはこのことです)
無料もしくは5千円未満、しかもSquareは返品可。つまり導入リスクはゼロです。安心して試せますね。
※AirペイはAndroid非対応
一点注意しておきたいのが、AirペイはAndroid非対応。iPhoneのみアプリが用意されています。
SquareはAndroid・iPhoneともに利用可能。よってiPhoneをお持ちでないオーナーさんであれば、自然とSquareを選ぶことになります。
スマホ通信を使うので、Wi-Fi不要でどこでも利用可

キャッシュレス決済は基本的にインターネット環境が必要で、機器をWi-FiもしくはLANケーブルで繋ぐのが一般的です。
とはいえキッチンカーは屋外出店も多く、またフリーWi-Fiはセキュリティ面でリスクがあり、決済には適していません。
よって「自前でネット環境を用意」がキッチンカー運営では必須になるのですが、Square・Airペイならその点問題なし。
あなたのスマホに専用アプリを入れて利用するスタイルなので、スマホのモバイル通信を使えばいいだけです。つまり、圏外でなければどこでも使えるわけですね。
カードもQRも電子マネーも。主要決済をしっかりカバー

キャッシュレス決済といえば、まずはクレジットカードが中心です。
しかし近年はQR決済や電子マネーの利用率も伸びており、「カードしか使えません」では機会損失に繋がりかねません。
特にキッチンカーでは 1,000円前後の低単価商品が中心。少額決済では「スマホタッチで済ませたい」というニーズが強いです。
SquareもAirペイも、カード以外に主要なQR決済・電子マネーをカバー済み!「多くの決済手段に対応できる安心感」は、キッチンカーにとって大きな強みです。

シンプルな料金体系。コストは使ったときだけ発生
冒頭で述べた通り、Square・Airペイともに、利用のコストは決済手数料だけ!
ほか、違約金や月額固定費、振込手数料すべて無料。特に月額固定費ゼロという仕組みは、不定期営業が多いキッチンカーにとって大きな安心材料です。
「使った分だけ払えばいい」というシンプルな料金体系だから、出店機会が少ない月でも無駄な出費がありません。
決済手数料はこちら
Square | Airペイ | |
---|---|---|
カード | 2.5% | 2.48% |
QR・電子マネー | 3.25% | 3.24% |
Square・Airペイの決済手数料は上記のとおり。これは国内の決済サービスの中でも、十分に低い水準です。
そして、両社の料率差はほんのわずか。手数料でどちらか悩む必要はありません。
キッチンカーならSquareがより理想的

ここまでは、SquareとAirペイに共通するメリットを解説してきました。
どちらを選んでも安心ですが、キッチンカーではSquareがより理想的なサービスです。
その理由を解説します。
入金サイクルが早い

Squareの入金サイクルは週1回、さらに三井住友・みずほ銀行であれば翌営業日!これは業界最速水準で、Squareの大きな強みです。
対してAirペイは、- クレジットカード:
みずほ・三菱UFJ・三井住友銀行が月6回、ほか月3回 - QR決済:
月1回(月末締めの翌月最終営業日)
と、その差は歴然です。
材料仕入れやガソリン代など、キャッシュフローが命のキッチンカーでは、「いつ現金になるか?」は最大の関心事といえます。
審査に通りやすい
Squareはもともと「すべての事業主が、より手軽にクレジットカード決済を導入できるように」という理念でスタートした、スモールビジネス向け決済サービスの先駆けです。
そのため小規模事業者や新規開業でも、比較的審査を通りやすいと昔から評判。
実際に筆者がこれまで導入をお手伝いしたクライアントでも、スムーズに利用を開始できています。
導入がスピーディ。最短当日で利用可
Squareの審査は通りやすいのに加え、スピーディなのも特徴。VISA・Mastercard・AMEXなら最短当日、1時間以内には利用可能です。
VisaとMastercardで国内シェア約7割を占めるため、まずは高シェアのカードだけ対応するなら、急な出店にも十分に対応できます。
(Visaが50.8%・Mastercardが17.8%。出典:イプソス株式会社「2020年キャッシュレス大規模調査」)
ブランドごとに審査期間が異なり、完了したブランドから決済可能になります。もっとも審査期間が長いQR決済でも、1ヶ月ほど見ておくと安心です。
■参考:対するAirペイは、VISA・Mastercardの審査完了まで約10日。全ブランド完了までは40日間ほどでした(筆者の事例)。
■参考:急なイベント出店や初めての導入でも、Squareならすぐに始められる安心感があります。
キッチンカーに最適なのはSquare

ここまで、キッチンカーにおけるキャッシュレス導入ポイントを解説してきました。
- 狭いスペースでも場所を取らない
- Wi-Fi不要でどこでも使える
- クレジットカードだけでなくQR・電子マネーもカバー
- 月額固定費ゼロ、使った分だけのシンプルな料金体系
これらはSquare・Airペイどちらも十分に対応できる安心ポイントです。
加えて 「入金スピード」「導入までの速さ」「審査の通りやすさ」 といった面では、Squareがよりキッチンカー向きと言えます。
結論として、キッチンカーでキャッシュレスを始めるなら、まずSquareを選んでおけば間違いありません。
無料アカウントの作成ですぐに利用開始、さらに違約金はかからないので、ノーリスクで導入できます。
まずは一度試してみてください。