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詳しく見る公開日:2024.10.30
更新日:2024.12.06
Squareの決済手数料(店頭販売)を解説【2024年引き下げ】
2024年11月以降における、Squareを使った店頭販売(対面決済)時の決済手数料について解説します。
まず結論として、- 中小企業は2.5%(個人事業主を含む)、それ以外は3.25%
- 年商2,500万円以上の大型店舗なら、個別に引き下げ交渉可能
です。
それぞれ詳しく解説します。
はじめに中小企業について解説しますので、大型店舗に該当する事業者さんは、以下をクリックして移動してください。
大型店舗の決済手数料について詳しく見る
中小企業は2.5%へと引き下げ!(対面決済時)
Squareでは2024年11月より、中小企業を対象とした対面決済時のクレジットカード手数料が、従来の3.25%から2.5%へと引き下げられました。
(JCB・Diners Club・Discover・Amexは2025年1月21日から)
電子マネーとQR決済は一律3.25%、またオンライン決済(ネットショップやリンク決済機能)においては、3.25〜3.75%と従来の手数料となります。
手数料引き下げの対象者
2.5%の引き下げ決済手数料が適用されるのは、以下の事業者さんになります。
- 日本政府による中小企業の定義に当てはまること
- 上場企業や企業グループに属していないこと
- 年間キャッシュレス決済の総額が3,000万円以下であること
- 11月1日以降、新料金プランを選択していただくこと
1の「中小企業の定義」については、中小企業庁「中小企業・小規模企業者の定義」でチェックできます。
※もちろん、個人事業主も対象です
4の「新料金プランを選択」とは、「自分は条件に当てはまるから、引き下げ手数料を適用して!」と申請する、という意味です。以下の手順ですぐに完了します。
「新料金プランを選択(申請)」の手順を見てみる
1.アカウント情報に基づき、該当する加盟店がSquareデータ(管理画面)にログインすると、上記ウィンドウが表示されます。「割引手数料の対象か確認」をクリック。
2. 申込資格に該当することを確認のうえ、- 事業をプログラムに登録
- OK
をクリックで完了です!
10分ほどで適用され、以降におこなわれるVISA・MasterCardでの店頭決済は2.5%が適用されます。
他社(Airペイ、stera pack)と比較
他社(Airペイ、stera pack)と比較してみましょう。11月にSquareが引き下げとなって以来、他社も追随するように引き下げプランを発表しました。
参考)Airペイ・stera packとの比較
Square | Airペイ | stera pack | |
---|---|---|---|
決済手数料 (中小企業) | 2.50% | 2.48% | Visa・Mastercard:1.98% JCB・AMEX・Diners、Discover:2.48% |
決済手数料 (上記以外) | 3.25% | 3.24% | Visa・Mastercard:2.70% JCB・AMEX・Diners、Discover:3.24% |
振込手数料 | 無料 | 無料 | 220円 三井住友銀行は無料 |
月額固定費 | 無料 | 無料 | 3,300円 |
他社の引き下げ条件について
Airペイ、stera packの引き下げ条件も基本的にはSquare同様、中小企業に該当することですが、ほかにも定められている条件があります。
詳しくは以下の記事をご確認ください。
年商2,500万円以上なら、決済手数料の個別交渉が可能!
年商2,500万円以上の大型店・多店舗経営者さんなら、決済手数料を引き下げる個別相談が可能。いわば”VIP待遇”ですね。
専用のページから申込む必要がありますので、該当する事業者さんは以下からぜひどうぞ。
まとめ
今回の手数料引き下げによって、中小企業にとっては導入のハードルが大きく下がりました。
そして大型店は個別引き下げ交渉が可能と、Squareはすべての事業者のキャッシュフローを改善できる決済サービスです。
ぜひ、活用してみてください。