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決済サービス
著者:田野正樹

公開日:2026.06.27

更新日:2026.06.30

Squareの定期請求書(サブスク決済)を5年間使った感想

筆者は個人事業主として、ホームページの制作や運用を請け負っています。

2020年の開業間もないころから5年以上、Squareの定期請求書(サブスク決済)機能を利用中です。

用途は、ホームページ保守業務における定期請求。

決まった金額が毎月、自動でクレジットカードで決済され、顧客にはPDF保管できる請求書が届きます。(インボイス制度対応)

5年使った感想「請求業務がほぼ消滅して、最高に便利」

Square公式サイト

5年使った感想、結論としては「最高に便利」です。

請求業務がほぼ消滅しました。

手動での請求業務と比較する形で、Square定期請求書のメリットを挙げてみます。

■手動で請求 / Squareの比較表
手動で請求Square
請求書の作成・送信毎月行う初回設定のみ
翌月以降は自動
入金確認ネットバンクを確認メール・アプリに通知
未入金対応気を遣いつつ連絡基本不要
(カード期限切れなどない限り発生しない)
お客様側毎月、自分で振込手続きを行う
(銀行によっては振込手数料がかかる)
請求金額だけ自動で決済
(ポイントも貯まる)
私の心中「重要だけど酷く面倒」「決済通知だ。今月も有難うございます」

請求書の自動送信だけでは、実はあまりラクにならない

請求書の自動作成・送信だけなら、Square以外にも提供しているサービスはあります。

ただ、それらとSquare定期請求書の違いは、請求書を送ったあとの業務です。

請求書を自動で作って送るだけだと、
  • 振り込まれたか確認する
  • 未入金なら連絡する
  • 請求書と入金を照合(消込)する

といった業務は、依然として残ります。

対してSquare請求書は、登録済みのクレジットカードで自動決済され、完全に自動化できるのがメリットです。

「カード決済のみ」が唯一の注意点

これまでSquare定期請求書を使ってきて、何か不満点とかあるかな?と今回振り返ってみましたが、特段ありませんでした。

操作もシンプルですし、顧客に届くメールや決済画面も取っ付きやすい今風のデザイン(ここ重要!)です。

認識しておくべき点といえば、カード決済のみということでしょうか。

カード以外の支払い方法を希望する顧客もいらっしゃるので(私の場合3割ほど)、その場合は別途、振込の請求書を送付しています。

Square定期請求書の利用条件

Squareの定期請求書はどんな流れで、どんな条件で利用できるか、また条件に対する私の所感も交えて紹介します。

使い始めるまで

Squareの継続課金機能を利用するのに必要なのは、無料アカウントひとつです。

専用フォームに事業者の情報を入力して申し込みとなり、Webで完結します。

シェア率の高いVisaやMastercardブランドであれば、最短10分ほど。
ほかJCBなども、3~5日ほどで利用開始できます。

Squareアカウント作成フォーム

利用コストは決済手数料のみ

Square定期請求書の利用にかかるコストは、決済手数料3.75%のみ。

ほか、
  • 登録料
  • 月額固定費
  • 振込手数料

などは発生しません。

手数料を高いと思ったことはない

唯一のコストである決済手数料について。

仮に1万円の決済をした際、375円が差し引かれる形です。

これは、一連の請求業務から解放される”ラクになる賃”だと思っており、高い・痛いと思ったことはありません。

Square定期請求書を利用する流れ

Square定期請求書を作成して、定期決済を受け付けるまでの流れを、実際の画面を交えて紹介します。
(以下の画像はクリックで拡大できます)

管理画面から請求書を作成・送信

Squareの管理画面から、請求書を作成します。

  • 顧客情報(お名前とメールアドレス)
  • 請求項目
  • 定期請求の頻度(毎月など)

を入力しますが、シンプルな操作画面で5分とかからず作成できます。

作成が完了したら、そのままメール送信が可能です。

(顧客側の操作)届いたメールから、カード情報を入力

顧客に請求メールが届きます。

  1. カード情報を入力して支払い
  2. 請求書はPDFダウンロードできます

以上、お互いのすべきことは完了です!

PDF請求書のサンプル

顧客がダウンロードできるPDF請求書のサンプルです。

登録番号の記載をはじめ、インボイス制度に対応した適格請求書として保管いただけます。

自動で定期決済され、そのつど通知が届く

支払いが完了すると通知が届きますので、支払い状況の手動チェックは不要です。

以降、カード情報は安全に保存され、設定した頻度で自動決済がされるようになります。

何もすることはありません。

決済失敗時も通知が届く

何かしらの理由で決済が失敗したときも、メールで知らせてくれるので安心です。

なお5年間使っていて、決済が失敗したのはカードの期限切れのケースのみでした。

この場合、顧客に案内して新しいカードを設定してもらえれば、引き続き利用可能です。

参考記事)

Square定期請求書の詳しい使い方は、以下の記事でも解説しています:

【他社比較】PayPalから乗り換えた経緯など

実は、自動決済の導入に最初に採用したのはPayPalでした。

ただ、PayPalは顧客(支払い側)にもアカウント作成を求められるケース(※)もあり、言ってしまえば挙動が不安定。

顧客から「カード情報入力したけど受理されない」「アカウント作成を求められたけど必要なのか」と報告をいただき、これは不便をかけるなと感じ、Squareに乗り換えた形です。

※顧客側のアカウント作成の要不要は、セキュリティ面の状況でPayPalが判断するようです(当時、公式サポートに確認しました)

StripeとROBOT PAYMENTについて

ほかにも、定期決済サービスとして有名なものは、StripeとROBOT PAYMENTがあります。

  • Stripe
    Webサービスや会員サイトなど、独自の決済システムを構築したい場合によく利用されるサービスです。
    API連携など自由度が高く、エンジニア向けの印象が強い一方、私のように「毎月決まった金額を請求できれば十分」という用途では、Squareのシンプルさの方が合っていました。
  • ROBOT PAYMENT
    請求書発行から入金確認、消込まで、請求業務全体を効率化したい企業向けのサービスです。
    請求先が多かったり、経理業務をまとめて効率化したい企業には向いていると思います。

結果的に、私のような個人事業主がホームページ保守費を毎月回収する用途では、導入や運用がシンプルなSquareがマッチしていました。

まとめ

Square公式サイト

「定額の請求書を送信・入金確認」という業務は重要ではあるものの、できれば時間を取られたくないルーティンワークでした。

Squareの定期請求書を導入してからは、その一連の作業がほぼ自動化され、お客様対応などの「本質的な業務」に集中できるようになりました。

決済手数料については「請求業務から解放されるためのコスト」だと考えており、高いと感じたことはありません。

私自身は5年以上使い続けていますが、今ゼロから保守契約の仕組みを作るとしても、おそらくまたSquareを選びます。