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キャッシュレス決済

公開日:2023.10.19

更新日:2024.11.23

PayPal決済ボタンの作りかた2024年版【簡単】

オンライン決済サービス「PayPal ペイパル」で、ホームページやブログに設置する「決済ボタン」の作り方を解説します。

設定は簡単で、決済ボタンは「HTMLコード」として作成されるのですが、HTMLの知識は不要。

ホームページやブログに貼り付けさえできればOKです。

↑コードの貼り付けだけできればOK

サンプル

以下は筆者が実際に、PayPalで作成した決済ボタンです。

PayPal決済ボタンの作り方

それでは本題、PayPal決済ボタンの作り方を解説します。

新規作成画面を開く

まずは、決済ボタンの作成画面を開きましょう。

PayPal管理画面の右上、アカウント名から「アカウント設定」をクリック。

  1. ウェブペイメント
  2. PayPal決済ボタンの「更新」

をクリック。

「支払いリンクとボタン」をクリック。

以上で新規作成画面が開きます。

決済ボタンを作成する

こちらが決済ボタンの新規作成画面です。

  1. 決済ボタン
  2. 商品またはサービスを作成

をクリック。するとその下に商品設定欄が表示されますので、順に入力していきます。

以下、いくつかの設定項目について詳しく解説します。

「タイプを選択」

まずは最初の項目「タイプを選択」について。

以下の3つから選択ができます。

  • 単一の商品またはサービス
    もっともシンプルなタイプです。
    「この商品を○円で売る」といったような、単一商品の販売に使います。
  • 商品またはサービスをリストから選択
    バリエーションのある商品を販売する際に使います。サイズやグレードで異なる価格の商品などですね。
  • 顧客が金額を指定
    顧客が任意の金額を入力して支払うことができます。寄付などに向いています。

「商品またはサービスをリストから選択」を選ぶと、下部に表示される欄でオプションと呼ばれる、バリエーションを設定できるようになります(下図参照)

なお、次に続く「商品名またはサービス名」から「価格」までは簡単ですね。「通貨」は、日本円ならJPYを選択します。

「顧客が一度に複数購入できるようにする」

この商品は複数購入できるようにするか?を選択します。チェックを入れることで有効になり、最大数量を設定できます。

「顧客の配送先住所を使用しない」

標準では、支払い画面に顧客の住所を入力するようになっています。

しかし配送が不要なデジタル商品など、住所の情報が不要であればチェックを入れることで、住所欄が非表示になります(下図参照)

「配送料(任意)」

  • 設定内の配送料を使用する
    あなたのPayPalアカウントに設定されている配送料が適用されます。
    アカウントの配送料設定画面はこちら
  • 配送料(定額)を適用する
    この商品に対する任意の配送料を設定できます。
  • 配送料無料にする
  • 配送料を適用しない

「税率(任意)」

  • 設定内の税金を使用する
    あなたのPayPalアカウントに設定されている消費税が適用されます。
    アカウントの消費税設定画面はこちら
  • 特定の税率を適用する
    この商品に対する任意の税率を設定できます。
  • 税金を適用しない
    非課税の支払いを受ける場合などに使用します。

「顧客メモのラベル(任意)」

支払い画面に表示させる、顧客用の備考欄です。例えば「配送時間のご希望があれば以下にご記入ください」と書けば、顧客が任意で記入できるようになります(下図参照。クリックで拡大できます)

不要であれば、空欄にすれば備考欄自体が表示されません。

「ボタンをカスタマイズ(任意)」

ボタンのデザインや文言をカスタマイズできます。画面右側にプレビューが表示されますので、確認しながら好みに変更しましょう。

「完了ページをカスタマイズ(任意)」

支払い完了後、指定のページに飛ばすための設定です。

あなたのサイトで購入完了ページ(いわゆるサンクスページ)を用意して、そちらに飛ばしたいときですね。

以上、すべて設定したら、画面上部に戻って「作成」をクリックします。

コードをコピーしてサイトに貼り付け

切り替わった画面で決済ボタンのコードが作成されていますのでコピー、サイトに貼り付けて完了です!