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詳しく見る公開日:2025.01.25
更新日:2025.01.30
キャンセル料の請求メール例文3選【無断キャンセル(ノーショウ)時】
ご注意(免責):
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、法務や税務・会計に関する専門的なアドバイスを行うものではありません。
必要に応じて、適切な専門家へご相談いただくことををおすすめします。
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無断キャンセル(ノーショウ)されちゃった…。
キャンセル料請求のメールを送らなくちゃだけど気が引けるし、角を立てずにスムーズに支払ってもらうには、どう書けばいいんだろう?
あなたの、こんな悩みを解決します。
実際に使えるキャンセル料請求メールの例文を提案しますので、あなたの状況に合わせて調整し、ご活用ください。
メールアドレス宛だけでなく、SMSや紙で郵送するケースでも使えます。
記事の最後に、支払い率を高めるコツも解説しています。
ぜひ最後までご覧ください!
※事前にキャンセル規定の明示が前提です
キャンセル料を請求するには、予約時にキャンセル規定を明示しておくことが前提です。
- ネット予約なら、予約最終画面や利用規約にキャンセル料の有無や金額を記載
- 電話予約など口頭で案内する際も、念のためメールや書面で改めて伝えておく
などの形で事前案内をしていれば、「そんな規定は聞いていない」と相手に反論され、トラブルへ発展することを防げます。
本題:キャンセル料請求のメール例文
それではこの記事の本題、キャンセル料請求のメール例文を提案します。
3パターン作ってみましたので、お店のスタイルや意向に合わせて選択、文面を調整してお使いください。
ビジネスライクなベーシックパターン
「シンプルかつ最低限の礼儀を踏まえて連絡したい」という場合の文面です。
角が立つ言い回しを避け、キャンセル規定に基づく請求であることを明確にしています。
件名:
【キャンセル料についてのご連絡】〇月〇日ご予約分本文:
〇〇様
こんにちは、〇〇(お店の名前/担当者名)です。〇月〇日にご予約をいただいておりましたが、 ご来店いただけず、ご連絡も確認できないままキャンセルとなりました。
当店のキャンセル規定に基づき、 キャンセル料(〇〇円)をご請求させていただきたく、 本メールにてご連絡しております。
お手数ですが、以下の方法でお支払いをお願いできますでしょうか。
——————————–
銀行振込:〇〇銀行 〇〇支店 普通〇〇〇〇〇〇
——————————–もしご事情がありましたら、ご遠慮なくご相談ください。 お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
相手の事情にも配慮したソフトなパターン
無断キャンセルといえど、急病や不慮の事情があったかも知れないと考慮した、ややソフトな言い回しの例文です。
常連客や、今後も関係を保ちたいお客様向けです。
件名:
ご予約キャンセル料のご案内(〇月〇日分)本文:
〇〇様
いつも当店をご利用いただき、ありがとうございます。〇月〇日にご予約をいただいておりましたが当日ご来店を確認できず、その後もご連絡がなかったため、念のためご連絡差し上げました。
体調不良やご事情があった可能性もあるかと存じますが、当店では事前にご案内しておりますキャンセル規定に基づき、キャンセル料(〇〇円)をご請求させていただいております。
つきましては大変恐れ入りますが、以下の方法で お支払いをお願いできますでしょうか。
——————————–
銀行振込:〇〇銀行 〇〇支店 普通〇〇〇〇〇〇
——————————–もしご不明点やご事情があれば、お手数ですが このメールにご返信いただければ幸いです。 今後とも当店をどうぞよろしくお願いいたします。
フォーマルで毅然としたパターン
支払い期限を明示したり、やや厳しめの文面でしっかり請求をアピールしたい場合の例文です。
相手に「やむを得なかった事情があるかもしれない」と配慮はしつつも、早めの対応を求めたいシチュエーションで使います。
件名:
【重要】キャンセル料ご請求のご案内本文:
〇〇様
平素より当店をご利用いただき誠にありがとうございます。〇月〇日にご予約を承っておりましたが、 当日ご来店がなく、事前のご連絡も確認できませんでした。
当店の利用規約およびキャンセル規定に基づき、本来お支払いいただくべきキャンセル料(〇〇円)を ご請求させていただいております。
つきましては大変恐縮ではございますが、以下の振込先に 〇月〇日(3営業日後など期限を明記)までにお支払いをお願い申し上げます。
——————————–
〇〇銀行 〇〇支店 普通〇〇〇〇〇〇
——————————–何かご事情等ございましたら、本メールへのご返信にてお知らせいただければと存じます。
ご多忙のところ恐れ入りますが、早急なご対応を 何卒よろしくお願い申し上げます。
*キャンセル規定のページあれば添付
お店のホームページや予約サイトにキャンセル規定の案内ページがあれば、添付しておくとベターです。
相手にも納得感を与えやすいですし、「そもそも知らなかった」という言い訳を防ぎやすくなります。
例)
当店のキャンセル規定に基づき、キャンセル料(〇〇円)をご請求させていただきます。
キャンセル規定:https://〇〇/cancel-policy
【支払い率を高めるコツ】カード払いなら支払われやすい
以上、例文では銀行振り込みでの支払いを求める文面でしたが、振り込みでは手間がかかり後回しにされがちです。
そこで支払い率を高めるおすすめの方法が、カード払いできるオンライン請求書の活用です。
【75%以上が1日以内に支払い】Square請求書
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決済サービス「Square スクエア」が提供するオンライン請求書機能「Square請求書」であれば、簡単な操作でカード決済用の請求書を作成・顧客にメール送信できます。
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顧客は届いたメールからカード情報を入力することで、その場で支払い完了。
75%以上の支払いが、1日以内にされているとのことです。
(Square公式サイトより)
Square請求書はメールもしくはSMSで送りますので、例文を以下のように書き換えればOKです。
お手数ですが、以下いずれかの方法でお支払いをお願いできますでしょうか。
——————————–
銀行振込:〇〇銀行 〇〇支店 普通〇〇〇〇〇〇
クレジットカード支払い:別途、決済用のメールをお送りします
——————————–
かかるのは3.25%の決済手数料だけで、ほかすべて無料。詳しい使いかたは、以下の記事をご覧ください↓
まとめ
無断キャンセル(ノーショウ)は、お店の実質的な損害に加えて感情面にも配慮しなければならないため、大きな負担となります。
この記事が、スムーズに対応できる手助けになれば幸いです。