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公開日:2021.12.26

更新日:2023.03.01

PayPalで定期支払い(サブスクリプション)設定をおこなう方法

PayPal(ペイパル)を使って、毎月など定期的に同じ金額が自動で決済されるようにする方法です。

月謝でしたり、ほかサブスクリプションとして提供しているサービスの決済に利用できます。

※PayPalを販売者として利用する場合、「ビジネスアカウント」を作成する必要があります。
PayPalビジネスアカウント公式ページ

※【2023年追記】もっとオススメの決済ツールがあります

同様のサブスク決済機能を使用するなら、Square(スクエア)のほうがオススメです。

(※PayPal、Squareとも筆者自身の事業で1年以上使ったうえでの個人的意見です)

PayPalは売上金を銀行口座に振り込む際、自分で振込申請操作が必要になり、5万円未満の場合は振込手数料が発生します。

Squareであれば売り上げ金額に関わらず毎週自動で振り込みされ、振込手数料も無料と、ラクで良心的。

ほか、サポートへの電話もPayPalでは携帯電話からは有料なのに対してSquareは無料。

操作画面もSquareのほうが使いやすいと感じています。

あとはPayPalの場合、アカウント停止されて売上金が引き出せなくなった話をちょこちょこ聞くのが、少し怖いですね‥。

Squareサブスク決済は無料で初められます(かかる費用は決済時の手数料3%台のみで、これはもちろんPayPalでも同様)

ぜひ、以下↓の記事もご参考ください。

サブスク販売で定期的なクレジットカード決済を導入する(Squareを利用)

PayPalログイン後の操作手順

「購読」ボタンを作成

PayPalにビジネスアカウントとしてログインしたのち、管理画面上部のメニューから「お支払い・決済の受け取り」→「PayPalボタン」をクリック。

「購読する」をクリック。
(PayPalでは定期支払いを「購読」と呼びます)

切り替わった画面で、どういう条件の支払いにするか?を詳しく設定します。

  1. ボタンタイプは「購読」を選択
  2. のちのちPayPalの管理画面で管理がしやすいよう「何の決済なのか」という判別用の名称を付けます。基本的には自分が分かり易ければ大丈夫です。
  3. 通し番号をつけるなどして管理しやすくするためのものです。必須ではありません。
  4. 通貨を選択します。日本円ならJPYになります。
  5. 1回の決済においての金額を入力します。
  6. 定期決済の頻度です。月謝なら「1ヶ月間」といった具合ですね。
  7. 1年契約など、あらかじめ終了月が決まっている場合に設定します。「終了しない」を選択すると、停止/キャンセルしない限りずっと定期決済が実施されます。
  8. 試用期間については、以下で詳しく解説します

試用期間について

試用期間とは「初月はお試し期間で無料or割引」でしたり、翌月から支払いが開始になる場合などに設定します。

例えば1月にサービスの契約を結んで、支払いは翌2月から発生するPayPal決済手続きを1月の契約時におこなう場合、”初月は¥0”という形にしないと手続き時点の1月から決済がかかってしまうため、ここで設定する必要があります。

「試用期間を用意するお客さま」にチェックを入れると以下の入力欄が現れますので設定していきます。

  1. 支払いを発生させない場合は0を入力。もしくは通常とは違う金額を設定する場合はその金額を入力します。
  2. 設定した金額を適用する期間を入力します。

ここまで設定できたら、フォーム最下部の「ボタンを作成」をクリックします。

ウェブサイトやメールに貼り付け

切り替わった画面で、これまで設定した内容での決済リンクが出来上がっています。

最初は、「ウェブサイト」というタブが開いてコードが表示されていますが、自身のホームページ内に「お申し込み時はコチラ」 などとやる場合は、このコードをすべてコピーして貼り付ければ完了です。

特定の顧客専用の決済として「こちらから手続きお願いします」などとメールで送る場合は、「メールアドレス」をクリックして、表示されたURLをコピー、メールに貼り付けます。