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決済サービス

公開日:2025.03.29

更新日:2025.04.01

【実体験】個人事業主のオンライン決済導入はSquareがおすすめ


この記事は、あなたのこんな悩み・課題を解決します:

クライアントに「カードで払えますか?」って聞かれて焦った。
今どきは対応しておいた方がいいのかな?

サブスクのサービスを売ってるんだけど、毎月の請求めんどくさい!自動化できないかなあ。

請求書作って送って、入金チェックして、支払い漏れあったら催促も!
毎回この流れ、ほんと手間だなって思う。

“月末締め・翌月末払い”って、お金が入るまで長すぎない‥?

ひとつでも当てはまる項目があれば、ぜひ最後までチェックしてみてください。

オンライン決済の実践者が解説します

こんにちは。Web制作事務所Houn、代表の田野正樹と申します。個人事業主、フリーランスのWebデザイナーです。

クライアントに対する請求ではオンライン決済を5年以上、日頃から活用しており、便利さを実感しています。

利用している決済サービスは「Square」

筆者が利用している決済サービスは「Square スクエア」です。

Twitter(現X)の創業者ジャック・ドーシー氏が立ち上げ、日本では2013年からサービスを展開。中小事業者や個人事業主向けの「かんたんに導入・利用できる」決済ツールとして定評があります。

オンライン決済はもちろん対面決済にも対応しており、安心して使えるサービスです。

コストは決済手数料のみ

Squareの利用にかかるコストは、3%台の決済手数料のみ。1万円の支払いを受け取ったら約300円が差し引かれて、あなたの口座に自動で振り込まれます。

ほか、登録料・固定費・振込手数料etc.はすべて無料。利用件数の制限もありません。

利便性(このあと解説します)を考えると、非常にコスパが高いツールです。

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Squareオンライン決済でできること

「オンライン決済」と一言でいっても、Squareでは利用シーンに合わせた複数の機能が用意されています。

ひとつのSquareアカウントですべての機能が利用可能です。

アカウント作成はこちら(無料・5分で完了)

請求書を送る

パソコンもしくはスマホアプリから、簡単に送信できるオンライン請求書です。クライアントは受け取ったメールからカード情報を入力すれば支払い完了。

銀行振込と比べて手間が少なく、77%の支払いが当日中公式サイトより抜粋)に行われています。

もちろん、インボイス制度に対応した適格請求書として発行可能。決済手数料は3.25%です。

■請求書機能について詳しく:

サブスク決済をおこなう

顧問契約や月謝、オンラインサロンの会費など‥。同じ金額を継続して支払ってもらう、サブスク型のサービス。

毎回手動での支払いでは、お互い大変な手間です。

Squareには、初回だけクライアントにカード情報を入力してもらえば、あとは自動で決済される「継続課金機能」が用意されています。

もし契約中にカードの有効期限が切れた場合も、支払いエラーの通知が双方に届くので漏れが起きず安心です。

筆者の場合、ホームページの管理費(月額)の請求に活用しています。決済手数料は3.6%もしくは3.75%です。

■サブスク決済について詳しく:

リンク決済

Square公式サイト

ホームページやブログに決済用のリンクを設置。オンラインショップを作成せずとも、ネット販売が可能になります。

■サンプル:
筆者に珈琲をおごる

筆者に珈琲をおごる

¥100

今すぐ支払う

またはメッセージツールにリンクを貼って支払いの受付が可能に。クリエイターがSNS上で販売するさいに便利ですね。

■決済リンク送付イメージ:

決済手数料は3.6%です。

■リンク決済について詳しく:

【気をつけておくべき点】カード決済のみ対応

Squareが対応しているカードブランド

Squareオンライン決済を利用にあたって気をつけておくべき点は、クレジットカード決済のみ対応であるということ。

クライアントがカード払いを希望しない場合は利用できません。

とはいえ、そもそもオンライン決済といえばカード決済が一般的。ほかの決済サービスでもほぼ同様です。

【筆者の場合】カード:振込が7:3

筆者の場合ですが、クライアントのお支払い方法はカード:振込が7:3の割合です(メインの利用であるサブスク決済の場合)。

クライアントが事業用のカードを持ってさえいれば、100%カード払いを選択されます。7割の請求が自動化されるだけでも、業務負担の軽減は大きいですね。

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5年以上使って感じた「こんなところが良い!」

筆者がSquareオンライン決済を5年以上使って感じた、「こんなところが良い!助かってる」というポイントを紹介します。

圧倒的低コスト。月額無料で制限なし

Squareの料金体系はいたってクリア、かつ低コスト。

決済手数料(3.25%〜3.75%)のみで、そのほか、

  • 登録料
  • 固定費
  • 振込手数料

などは一切かかりません。

「請求書の発行は月◯件まで」などの制限もなく、安心してフル活用できます。

高度な機能が使える月額有料プランもありますが、無料プランでも十分な機能が揃っています。

よくある“お試し無料”のように、機能が制限されすぎて実質使えない‥ということはありません。

管理がラクでリマインダーメールが自動!角が立たない

請求業務は請求書を出して終わり‥ではありませんよね。期限までに支払われるかのチェック、また支払い漏れがあったときの催促までが含まれます。

Squareなら支払い状況は管理画面で一括管理できますし、支払いがあったときにメールで知らせてくれるので、いちいち手動でチェックする必要がありません。

また嬉しいのが、未払いのクライアントにリマインダーメールを自動で送ってくれる点。

気が重い催促を、システムが自動でやってくれるということです。メールの文面から自動送信とわかるので、相手にも気を使わせず、角が立ちにくいのも嬉しいポイントです。

支払いから入金までが早い(最短翌日!)

請求書の支払い期限で一般的なのは、”月末締め・翌月末日払い”ですね。入金まで2ヶ月近くかかる場合もあるわけです。

対してオンライン決済は、クライアントの支払いアクションが早いのが特徴。

Square請求書の場合、77%の支払いが当日中公式サイトより抜粋)に行われるというデータがあります。筆者の場合もやはり、これまで90%以上が当日中に支払われています。

カード番号の入力だけで支払いが完了するので、銀行振込より手間が少なく、早いのも納得です。

なお決済サービスは、決まったスケジュールでの振り込みになりますが(支払いから即入金ではない)、Squareはこの入金スピードが業界最速クラス

入金は週に1回、さらに三井住友・みずほ銀行なら翌営業日に、金額に関わらず自動であなたの口座に振り込まれます。最短で、請求から翌日には入金されるということですね。

freeeやマネーフォワードと連携可能

Squareは、個人事業主に人気のクラウド会計ソフト「freee」や「マネーフォワード」と簡単に連携できます。

売上データは自動で取り込まれるので手入力は不要、経理まわりがグッと楽になります。

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【他社比較】PayPalとStripe

【他社比較】Square・PayPal・Stripe

個人事業主向けのオンライン決済サービスでは、SquareのほかPayPalStripeが代表的です。

筆者はいずれも使用経験があり、使用感を含めた主な比較ポイントを簡単に整理しました。

基本ポイント一覧

まずは基本的なポイントを一覧で比較してみましょう。

SquarePayPalStripe
初期費用
月額費用
無料無料無料
決済手数料3.25%〜3.75%
(機能によって異なる)
3.6%+40円
(国内取引の場合)
3.6%
振込手数料無料5万円未満:500円
5万円以上:無料
無料

いずれも無料で始められ、決済手数料に大きな差はありません。PayPalでは入金額5万円未満だと振込手数料がかかるのが注意ポイントです。

【PayPalの使用感】アカウントを持っているクライアント向け

PayPalは「カードで支払う」というよりは、「PayPalアカウントに登録したカードで支払う」決済ツールです。PayPalアカウントを持っているクライアント向け、ということですね。

機能によってはゲスト払い(直接のカード決済)もいちおう可能ですが、状況によってできないケースがあります(PayPalのシステムがその都度判断)。

参考:
クライアント

え、支払いにPayPal登録しなくちゃいけないの?!
めんどくさ。

‥と、なりかねないということです。

PayPalアカウントを持っているクライアントならむしろ便利ですが、汎用的に使える決済サービスとしてはSquareがベターという印象です。

SquareとPayPalどちらも導入して、クライアントがカード決済もしくはPayPal決済を選択可にすると理想!

【Stripeの使用感】エンジニア向け、非ITには難易度高め

Stripeはおもに、他システムに組み込んで使うようなエンジニア(IT技術者)向けのツールになります。

クレジットカードに加えて銀行振込やコンビニ決済などにも対応と、カスタマイズ性が高いのですが、設定には専門的な知識や開発スキルが求められることも多いです。

非エンジニアにとってはハードルが高く感じられました。

「知識不要ですぐ使いたい」という個人事業主であれば、Squareが圧倒的に手軽です。

他社比較まとめ

PayPalやStripeにもそれぞれ優れた点はありますが、導入のしやすさや扱いやすさという点では、Squareが頭ひとつ抜けている印象です。

資金調達サービスも利用可能!(※招待制)

Squareでは一定の利用実績があれば、資金調達のサービスも利用できます。

一般的な融資とは異なり、将来のSquare決済での売上をもとに前払いを受け取る形で、以降の売上から自動で返済されていく仕組みです。

日々のキャッシュフローを改善したい個人事業主にとっては、心強いサポートですね。

※利用には条件があり、すべての加盟店が利用できるわけではありません。

まとめ

オンライン決済の導入は、個人事業主にとって「業務効率」「キャッシュフロー」「未払いリスクの軽減」など、あらゆる面でプラスになります。

クライアントがカード決済を希望しないケースもあるなど、気をつけるべき点はありますが、使えるシーンから取り入れてみるだけでも、十分メリットを感じられるはずです。

参考に、ぜひ試してみてください。

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