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詳しく見る公開日:2023.11.10
更新日:2024.10.30
Squareの入金サイクルを競合他社と比較してみた【業界最速水準】
決済にSquare(スクエア)を導入しようと思ってるけど、売上の入金っていつされるんだろう?
ほかより早いって聞いたけど。
という、あなたの疑問にお答えします。
Squareは毎金曜日の週1入金、さらに三井住友・みずほ銀行であれば翌営業日
Squareでは毎週水曜日に締め、同じ週の金曜日に入金。
さらに登録口座が三井住友銀行・みずほ銀行であれば翌営業日という早さです。
*決済方法(店頭・オンライン)や決済ブランド(カード・電子マネー・QR)を問わず、すべて一律。合算して入金されます💡
- 業界最速水準の入金サイクル
- 自動振込なので手動で申請は不要
- 金額に関わらず振込手数料無料
以上の3点は、ほかの決済サービスと比較したときのSquareの大きな優位性です。
加盟店がSquareを選んだ理由No.1が「入金サイクルの早さ」
Squareが加盟店に「Squareを選んだ決め手は?」というアンケートを取ると「入金サイクルの早さ」がNo.1とのことです。
Squareのかたとお話しする機会があり、教えていただきました。
各機能ごとに競合他社と比較
Squareは店頭決済・オンライン決済・オンラインショップ作成と多彩なシーンで使うことができますが、それぞれの機能に競合他社が存在します。
他社との比較を、入金サイクルに加え手数料などの各条件でまとめてみました。
あなたの用途に合わせてチェックしてみてください。
店頭決済
Squareの代表的な使いかた、決済端末での店頭決済です。
競合他社としてAirペイ 、STORES決済(旧:Coiney) と比較してみます。
Square | Airペイ | STORES決済 | |
---|---|---|---|
入金サイクル | 週1回 三井住友・みずほ銀行は翌営業日 | 月3回or6回 ※QR決済は月1回 | 月1回 (自動入金設定時) |
決済手数料 | VISA・MasterCardは2.5% ほか3.25% | 3.24% | 3.24% |
振込手数料 | なし | なし | なし (自動入金設定時) |
決済端末 | 4,980円〜 | 無料 (キャンペーンにてレンタル) | 19,800円 (条件達成で無料) |
対応OS | iOS・Android | iOSのみ | iOS・Android |
QRコード決済 | PayPay・d払い・auPAY・楽天Pay・WeChatPayなど | PayPay・d払い・auPAY・楽天Pay・WeChatPayなど | WeChatPay |
入金サイクル
- Airペイは月に3回、みずほ・三菱UFJ・三井住友銀行であれば月6回の入金です。
- STORES決済は月1回のみ、月末締めの翌月20日入金です。
手動で振込依頼も可能ですが、10万円未満の場合は振込手数料200円が発生します。
入金サイクルはSquareが最速ですね。
決済端末
クレジットカードを挿入もしくはタッチで読み取る、決済端末について比較してみましょう。
3社とも、決済端末とスマホorタブレットをBluetoothでつないで決済します。
Airペイについて
Airペイは2024年2月現在、カードリーダーとiPadを無料でレンタルできるキャンペーンを開催しています。
詳細(Airペイ公式サイト)はこちら
*あくまでレンタルであり、Airペイの利用実績が確認できない場合などは、iPadおよび諸経費相当額が請求される可能性があります。
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筆者がAirペイのキャンペーンに申し込んだ実例です↓
STORES決済について
STORES決済は申込み後の180日以内に10万円以上決済すれば、本来19,800円の決済端末が無料になります。
詳細(STORES決済公式サイト)はこちら
Squareについて
Squareは現在、端末無料キャンペーンなどはおこなっておりません。
ただ、最も使われている機種「Squareリーダー」が税・送料込みで4,980円とそもそも安価(他社は2万円ほどから)
上位機種として、カウンター決済に便利なSquareスタンド。
スマホ・タブレット不要、レシートプリンタまで付いた1台完結の端末Squareターミナルがあります。
ほかポイント
- 決済手数料は同水準
- AirペイはAndroid非対応
- QRコード決済の多彩さではAirペイが優位
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SquareとAirペイについては、より詳しい比較記事もあります↓
オンライン決済
決済リンクを顧客に送って支払ってもらう、ウェブサイトに購入ボタンを設置するなどのオンライン決済機能について、PayPal・Stripeと比較しました。
Square | PayPal | Stripe | |
---|---|---|---|
入金サイクル | 週1回 三井住友・みずほ銀行は翌営業日 | 手動で申請後3〜6日以内 毎日〜毎月の自動入金も可 | 最短週1回 ほか月1回、手動入金が選択可 |
振込手数料 | 無料 | 5万円以上:無料 5万円未満:250円 | 無料 |
決済手数料 | 3.25%〜3.75% | 3.6%+40円 | 3.6% |
入金サイクルと振込手数料
SquareとStripeが同水準で週1回の自動入金。
なおStripeは月1回、もしくは都度申請での手動入金が選択できます。
Square、Stripeとも振込手数料は無料です。
PayPalについて
PayPalは、初期設定では手動で申請しての入金。
指定頻度での自動入金へ設定変更も可能です。
選択できるサイクルは- 毎日
- 週2回(月・木曜日)
- 毎週(月曜日)
- 月2回(15日・月の末日)
- 毎月(1日)
になります。
決済手数料
決済手数料は3社とも同水準です。
なおPayPalは、1回の決済が30万円を超えると手数料が割引。
またSquareの手数料が3.25%〜3.75%と開きがあるのは、使う機能によって異なるためです。
具体的には
と、機能ごとの手数料が定められています。
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SquareとPayPalについては、より詳しい比較記事もあります↓
オンラインショップ(ECサイト)
SquareにはSquareオンラインビジネスという、オンラインショップの無料作成サービスがあります。
月額有料のプランもありますが無料でも機能が充実しているため、同じく月額無料から使えるサービスであるSTORES、BASE との比較を解説します。
Square | STORES | BASE | |
---|---|---|---|
入金サイクル | 週1回 三井住友・みずほ銀行は翌営業日 | 月1回 月末締め翌月末払い | 申請から10営業日 1.5%の手数料で翌営業日 |
振込手数料 | なし | 275円 + 1万円未満では275円 | 250円 + 2万円未満では500円 |
決済手数料 | 3.6% 有料プランで3.3% | 5% | 6.6%+40円 |
決済手段 | クレジットカード | クレジットカード・キャリア決済・銀行振込・コンビニ払い・Paydy・PayPal・楽天ペイ | クレジットカード・キャリア決済・銀行振込・コンビニ払い・Amazon Pay・PayPal |
入金サイクル
STORESはもっとも遅い月1回。
BASEは自分で振込申請をしてから10営業日と、ここでも入金サイクルはSquareが最速です。
なおBASEには翌営業日に入金される「お急ぎ振込」という機能がありますが、1.5%の振込手数料が加算されます。
振込手数料
振込手数料も、金額に関わらず完全無料のSquareが優位です。
対してSTORES、BASEだと振込手数料に加え、一定金額に満たないと事務手数料という名目でさらにお金がかかります。
決済手数料
3社とも、月額有料プランの場合は決済手数料が安くなります。
- Square
基本3.6%
月9,180円のプランで3.3% - STORES
基本5%
月2,980円のプランで3.6% - BASE
6.6%(決済手数料3%・サービス利用料3%)+40円
月5,980円のプランで2.9%
手数料でもSquareが優位と捉えて良いでしょう。
※BASEの有料プランは2024年1月16日から月19,980円に値上げされます
参考:BASE-グロースプランの料金改定と新機能大幅拡充のお知らせ
決済手段はSTORES・BASEが優位
決済手段(商品を購入するときの支払い方法)については、Squareはカード払いだけなのに対してSTORES、BASEでは多彩な手段を用意しています。
まとめ
Squareの入金サイクルや各条件は、あなたのニーズにマッチしていたでしょうか?
Squareは、入金サイクルの早さと振込手数料が完全無料という点で、キャッシュフロー面で優しいサービスです。
ぜひ参考に、活用してみてください。